フジフイルムマレーシア、設立25周年式典を開催

富士フイルムは、マレーシア法人フジフイルム（マレーシア）の設立25周年式典を開催した。
マレーシアにおいて、今後もプレゼンスの強化に努めていく方針だ。富士フイルム・ホールディングスの古森重隆・会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）が式典の挨拶で明らかにした。
古森CEOは、市場の需要や技術の進化に変化がある中、同社は写真フィルムや、医療、画像処理産業における市場リーダーとして新製品を投入し続けてきたとコメント。特に同社最大の収入源であった写真フィルム事業はデジタルカメラなどの急速な普及に伴い、市場が大きく収縮したと指摘した。その中で事業の再構築や新規事業を立ち上げることで乗り越えてきたと述べた。
同社はセランゴール州シャアラムにショールムをオープンする計画だ。同社これまで若者をターゲットとしたスマートフォンから写真を印刷する「ワンダー・フォト・ショップ」を2店舗開設した。（1月17日付）