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2022年10月24日(月)
「ディーパバリ Deepavali」または「ディワリ Divali」とは、ヒンドゥー教徒のお祭りで、光の祭典とも呼ばれます。
インド暦の第7番目の月初めに設定されており、5日間にわたってお祝いします。
マレーシアには、南インド出身のヒンドゥー教徒が多くいるため、ハリラヤと並ぶ一大イベントになっています。
ディーパバリでは、数日前から家を掃除し、不要なものを処分し家を清潔にします。
前夜は、亡くなった先祖を追悼し、自宅でささやかな祈りの儀式を行ないます。
当日は、朝から頭と体にゴマ油を塗って体を冷やし、沐浴をして身を清めます。
清めの儀式のあと、新調した服を着て寺院を訪れます。
その後、親戚や友人の家を訪問し一緒に食事をします。 ハリラヤのようなオープンハウスも開催されます。
地面に描かれたカラフルな砂絵は、「コーラム Kolam」と呼ばれ、家の玄関前やショッピングモールなどで見られます。
これはヒンドゥー教における繁栄の女神ラクシュミを家に迎えるためのものです。
もとは無着色の米粉を使っており、アリや鳥、昆虫に餌を与える慈善のしるしとして意味付けられていました。
コーラムを描くことで、幸運を引き寄せ、女神ラクシュミへの崇拝をあらわします。
夜になるとオイルランプに火を灯したり、華やいだイルミネーションをしたり、花火や爆竹が上がったりと煌びやかなお祭りです。
ディーパバリには、バトゥ洞窟は多くの参拝者で賑わいます。