金龍亭
メニュー名: チョウザメ懐石コース RM150+(事前予約・2名様より)
スバンジャヤの日本食レストラン「金龍亭」で、12月から当地では珍しいチョウザメを使った懐石コースを始めました。チョウザメの卵が世界三大珍味のひとつ「キャビア」だということをご存知の方は多いのですが、その魚肉が高級食材だということを知っている日本人は少数かもしれません。チョウザメとは、いわゆるサメの仲間とはまったく違う種類の淡水魚で、シーラカンスと同じ古代魚の残存種といわれています。古くから食材として愛好されていて、欧州では「ロイヤルフィッシュ」、中国では「エンペラーフィッシュ」と呼ばれ、王様や皇帝に献上されていた歴史があります。近年では乱獲のために絶滅の恐れがあり、ワシントン条約の規制対象魚種に指定されているほか、キャビアの国際取引も禁止されました。そのため、各国で養殖の試みが盛んになってきました。
「金龍亭」で使用するチョウザメは、ペラ州の自然保護区にある熱帯雨林の養殖場で大切に育てられています。調理する日に届く魚は鮮度抜群!その味は、淡水魚なのに臭みがまったくなく、ヒラメなどの海産白身魚に似ている、脂がのっているのにあっさりと淡泊といわれ、まさに日本料理にぴったり。健康や美容に効果的なコラーゲンやアミノ酸、青魚に多いとされるDHAなどの成分が豊富に含まれ、ヘルシーで栄養価の高い食材です。しかも、頭からしっぽまで美味しくいただけるため、懐石コースに最適。茶碗蒸しに始まり、タタキ、刺身、鉄板焼き、塩焼き、炒飯、スープなど、全9品で多彩な味が楽しめます。相性抜群の日本酒と共にどうぞ。
店データ:
Kin Ryu Tei: Japanese Restaurant
金龍亭
11:30-23:00
