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ドリアンの魅力|マレーシアの国民的フルーツ

ドリアンの魅力|マレーシアの国民的フルーツ

2023.02.07 レストランレビュ―

「果物の王様」と呼ばれ親しまれているドリアン。

品種により甘い系、苦い系があり、果肉はクリーミーで特有の香りがあります。

その強烈な匂いに圧倒され、食べるのを躊躇してしまっている日本人も多いのでは?

マレーシア人がこよなく愛するドリアンは、一度食べてみればその摩訶不思議な魅力に気付くはず!

今回は、そんなドリアンの生産から購入まで、すべてを余すところなく解説します。

ドリアンってどんな果物?

ドリアンは非常に多くの栄養素を含有する果物。マグネシウムやリン、銅などのミネラル分が多いうえに、強い抗酸化作用を持つビタミンCや疲労回復効果のあるB群も多量に含まれます。

従って、アンチエイジングに効果大。

アボカド程ではないものの脂質が多く、カロリーも果物の中では高め。食べすぎには注意しましょう。

血圧を正常に保つカリウム、代謝を促進するナイアシンや葉酸など、男性だけでなくお年寄りや女性に嬉しい栄養も!

栄養面から見ても万人にオススメできるフルーツです。ドリアンの栄養素

美味しいドリアンの見分け方

・鼻を近づけて香りが強いもの
・持ってみて重さが軽いもの
・果実を振って中の果肉が揺れるもの

ドリアン豆知識:シーズンは年に2回?

ドリアンが最も美味しくなるシーズンは、6月中旬から9月、12月から3月にかけての年2回。

しかし、これはドリアンの生態によるものではなく人為的なもの。

その昔、1990年代から2008年まではドリアンのシーズンは3月だけでした。

そこで2009年以降、農園の半数は芽吹いた花を実が生る前に剪定し、結実時期を遅延することに成功。

以来、農園毎に出荷時期を分けるという方法をとっています。

今日、いつでも美味しいドリアンを食べることが出来るのは、ドリアン農園の管理の賜物というわけです。

ドリアンの品種とそれぞれの特徴

Musang King 猫山王

Musang King(猫山王)は現在、マレーシア産ドリアンの中で一番人気の品種。

果肉の色が他の品種と比べかなり明るい黄色をしている。

甘味と苦みのバランスが良いので、ドリアンを初めて食べる人にもオススメ。

他と比べ少し高価な品種。

主な産地はパハン州。 MusangKing

XO

XOは発酵味が強く、お酒を飲んだような感覚になるドリアン。

果肉の色は薄い黄色をしている。果肉が柔らかく、苦みが強め。

甘くない大人な味を求める人にオススメ。

MusangKingと同様、主な産地はパハン州。 XO

Tracka 竹脚

Tracka(竹脚)はドリアンの女王とも呼ばれ親しまれているドリアン。

栽培数が少なく、見つけるのが難しいドリアンとされている。

高品質で滑らかな果肉と強い苦みを持ち、ハマる人はかなりハマるドリアン。

主な産地はジョホール州。 Tracka 竹脚

D13

D13は長い歴史を持ち 、マレーシア人に愛され続けているドリアン。

D+数字の名前は発見された順となっており、現在では200を超えている。

D13は香り高く、甘味が強いのが特徴。ねっとりとした食感も楽しめる。

主な産地はマラッカ州、ジョホール州。 D13

Black Thorn 黒刺

Black Thorn(黒刺)は現在のドリアンの中での最高級品種。

名前は、花の雄蕊が変形し、底に黒い棘が形成されることから。

柔らかく濃厚な風味が特徴で、甘さと苦さを併せ持った最高の味を堪能できます。

主な産地はペナン州。 Black Thorn 黒刺

ドリアン豆知識:ドリアンと発酵

ドリアンは収穫後に発酵しはじめ、8時間後にベストな味に仕上がります。

自然落下か刈り取りか、収穫方法の違いにより同じ品種でも味に差が生まれます。

マレーシア人はドリアンが大好き!

ドリアンを使ったチョコレートやアイスクリームなどのスイーツがたくさんあります。

スーパーマーケットなどでも手軽に入手できるので、マレーシア土産にも是非ぜひ試してみてください。 ドリアンスイーツ

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