野菜類の価格 来月末までさらに高騰か
2016.12.16 政治・社会国内で販売されている野菜類の価格が高騰している。国内産の野菜の多くはパハン州キャメロン・ハイランズで生産されているが、雨量が多いために生産にも影響が出ており、出荷量は例年の20~30%下回っている。
ペラ州イポーの中央市場では、昨年末にもやしが1キロ1リンギだったのが現在は2・5リンギ。レタスも1キロ6リンギから8リンギに上がり、白菜は同3リンギから5リンギへ。唐辛子も同13リンギから17リンギに跳ね上がっている。
天候不良だけでなく、運送費も高騰しているため、首都圏への出荷はさらに高値になっている。
マレーシアは中国やミャンマーから輸入した野菜も多く出回っているが、為替の影響でこちらも価格は上がっている。同市場での業者は中国正月(1月28日~29日)までは野菜の価格は高騰を続けるだろうとしている。(Mtown)