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日本の魅力をパワフルに 個性と自由で、世界にはみ出していく! 新しい学校のリーダーズ 特別インタビュー

日本の魅力をパワフルに 個性と自由で、世界にはみ出していく! 新しい学校のリーダーズ 特別インタビュー

2025.03.26 特別インタビュー

昨年2024年のワールドツアーでクアラルンプール公演を行ったATARASHII GAKKO!の皆さん。4月26日(土)開催予定の新しい都市型フェス『CENTRAL MUSIC &ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』の海外公演で、再びZepp KLに出演されることが決定しました!
 

皆さん、グループでのクアラルンプール公演は2回目となりますが、初めて訪れる前はマレーシアにどんな印象を持っていましたか?

SUZUKAさん:なんか漠然と「お金持ちの国なんかな?」って…ビルがいっぱいあるし。私、地球のこと全然知らないんやけど(笑)、勝手にそういうイメージを持ってたんよね。
 

RINさん:私は、数年前から知人がマレーシアに移住し始めたので、「移住しよう!」って思ったらすぐ行けるくらい、日本と距離感が近いというか、受け入れ体制がしっかりしてる国なんだなっていう印象を持っていました。まだアジアもたくさん行ったわけではないので、知らないことの方が多いけど、あったかい国なんだろうなっていう漠然としたイメージがありました。


KANONさん:私も、知り合いがマレーシア旅行行ったり、日本人がマレーシアに行って、素敵なところだったよって言ってるのをよく聞くので、きっと人の雰囲気も日本人と近いのかな?みたいなことをイメージしていました。


MIZYUさん:以前お土産で頂いたマレーシアの紅茶がとても好きでよく飲んでいます!なので紅茶の印象でエレガントな街というイメージでした!

 

前回の滞在ではクアラルンプールでどのように過ごされましたか?

MIZYUさん:ホテルからの景色がとっても草木自然豊かだったのを覚えています!バナナも生えてそうだし、恐竜が居そうでした。
 

RINさん:前回はアジアツアーの2日目に来たんですよね。でも、全くフリータイムがないくらいタイトなスケジュールで国を移動していたので、クアラルンプールではほぼホテルにいた記憶しかなくって…。なので次はぜひ、マレーシアのご飯を食べてみたいです。

KANONさん:ねー、おすすめとか聞きたいです!


SUZUKAさん:ご飯って何が有名なんですか?


RINさん:私、マレーシアの朝ごはんで、パンみたいなのを焼いてる人をYoutubeで見たことがあって。朝から、カレーみたいなのをつけて食べるのって、新しいし、ちょっとなんか刺激的でいいなって思いました。
 

それはロティチャナイですね!インド系のお料理の他にも、中華系や、マレー系の方もよくご飯やチキンを食べます。次こそはぜひ、マレーシア料理を楽しんでくださいね!
 

ライブ中のオーディエンスの反応や、マレーシアに実際に来て感じた印象はありましたか?

SUZUKAさん:アジアツアーを通して、アジアにしかない盛り上がり方、エネルギーの出し方ってのがあるなって思ってて。アメリカは結構、音楽的なノリで踊ってくれる人が多いんですけど、アジアの人たちはもっとオタク気質があるっていうか。しっかり歌ってくれるし、手挙げてって言ったら、一緒に手を挙げてはくれるんだけど、クアラルンプールのお客さんのノリ方にも、ちょっとそのオタク感は感じましたね。会場がZeppっていうのもあって、なんとなく日本っぽさもあるけど、なんか日本ともまた違う、その土地ならではの伝統的な楽しみ方があるなと。私的な感覚だと、なんとなく日本とアメリカの間のような雰囲気を感じました。


KANONさん:あと、マレーシアのファンの方はものすごく熱狂的で、お互いのパワーがちゃんとぶつかり合えたなっていう印象がすごくあります。


RINさん:ライブ自体ももちろんエネルギッシュなんですけど、実はライブ終わりに、楽屋からモニターでお客さんの様子を見ていたんですね。そしたら、終演後もずっと流れてるBGMで踊ったり、みんなで写真を撮りあったりしていて。もともと友達同士だったかとか関係なく、みんなでライブの余韻をずっと楽しんでくれていて、お祭りみたいな気持ちでライブに来てくれてるんだなって。それがすごく嬉しかったです。


MIZYUさん:ライブに来てくれた皆さんが、グッズの着こなしやセーラー服や学ランの装いを楽しんでくれていてとても可愛かったのを覚えています。かなり前のグッズTシャツを着てくださっている人もいてビックリしました!



海外のリスナーから「ATARASHII GAKKO!」が支持される理由は?

RINさん:私たちは主にセーラー服を着て活動しているんですが、アニメから出てきたみたいな日本のガールズたちが、アグレッシブにパワフルに動く姿が、海外の方の目を引くんだと思います。あとは、やっぱり音楽が国境を越えて繋がれる要素だと思うので、歌詞もほとんどが日本語なんですけど、それに関係なく、キャッチーな部分やビートが強い部分を心から楽しんでくれてるんじゃないかなと思っています。
 

なるほど。確かに、皆さんはビジュアルコンセプトやアートワークも個性的で注目されると思いますが、そういったコンセプトはメンバーの皆さんも関わられるんですか?

KANONさん:そうですね。コンセプトに関しては、結成当初からずっと変わっていなくて。その中で、私たち自身が成長しながら、自分たちをもっと深く知っていって、「こうしていきたい」という話を4人でし続けて、10年間やってきました。
 

独創的なツアーグッズも大変人気ですよね?

RINさん:グッズも、毎回ちゃんとメンバーも一緒に考えて、他のチームとたくさん話し合いながら作ってるんです。だからこそ、ぜひ海外の皆さんの手元にも届けられたらいいなと思ってます。
 

北米ツアー、ワールドツアーの成功だけでなく、昨年は多くの邦人アーティストも憧れるコーチェラフェスにもご出演され、華々しい活動が続きますが、グループとして、または個人としての今後の展望や野望をお聞かせ下さい。

SUZUKAさん:昨年のワールドツアーで、私たちが思っていた以上に、各国で私たちのこのエネルギーを受け取って、愛して、待ってくれてる人がこんなにいるんだっていう風に感じて。そういう人たちを喜ばせたいから、またワールドツアーをしたいなという原動力になっているんです。それと同時に、今たくさん曲を作ったり、制作活動もしてるんで、これがまた新たな出会いのきっかけになって、そして見てくれてる人たちに新しい刺激を与えられたらなって思

います。もっともっとクリエイティブに良い作品を残して、まだ届いてない人たちにも伝えていきたい。この「ATARASHII GAKKO!」が生み出すものが、もっと大きくなればいいなと思いますね。


RINさん:私たちは、今年2025年で10周年になるんですけど、「意外と長くやってきたな~」っていうのと、「あっという間だったな~」っていうのがありつつ、「今ここからが新たなスタートだ」というふうにも考えているんです。今までの10年間で、「新しい学校のリーダーズはこういうものだ!」っていう基盤をようやく作れたので、やっと私たちのやりたいことができるようになって、ここからどう花開いていくか、どう変化していくかっていうのが私たち自身も楽しみですし、まだ未知なところもあるので、何か楽しいことを見つけたら全力で飛び込みたいなっていう気持ちです。


KANONさん:去年は本当にたくさん海外を回って、海外でライブすることの楽しさと、日本でのツアーの良さっていうのも改めて感じられたんです。なのでこれからも、私たちの母国である日本を大切にしつつ、海外にもどんどん行きたいなと思いました。あと、今回の『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL』への出演もそうですが、日本の他のアーティストと一緒に海外に行くっていうことは、今まであまりしてこなかったことなんです。日本人として、そうやって行けることが楽しみだし、今回出演することも面白い試みの決断ができたなって思っています。


MIZYUさん:とにかく4人で過ごす”AG!”人生を輝かせたいです!今もたくさんのワクワクする事を企んでいます。生み出す作業、形にする作業が楽しいです、どれも皆様にお届けするのが楽しみで仕方ないです!


SUZUKAさん:ずっといわゆる無名で、何年も何年も活動してきたんですが、ここ2、3年で『オトナブルー』をきっかけに知ってもらったって感じで。なんか私たちは、とにかく目の前にあることを全力で楽しんでたら、アメリカのレーベルから契約しようぜって言われたり、なんかいつの間にかすごいことが起きてたみたいな。なので、これからも楽しんでれば、またちょっと面白いハプニングが起きるんちゃうかっていう。4人が人生として「新しい学校のリーダーズ」を楽しみ続けられるなら、きっとずっとこのグループは存在し続けるんじゃないかなと思ってます。
 


「模範的なヤツばかりが評価されるこの時代、くだらない不寛容社会から、個性と自由ではみ出していく」というATARASHII GAKKO!コンセプトについて、皆さんはまさに不寛容な日本社会から、個性と自由ではみ出して世界で活躍している成功例のように感じますが、日本人が、自分らしくはみ出していくために必要なこと、大事なポイントとはどんなことだと思いますか?


SUZUKAさん:例えば、団体行動に苦しさを感じていれば、その中のルールは破らずに、うまく自由を見つけるっていうか。「はみ出し」はいいけど、「丸出し」はダメだよっていう風に私たちはいつも考えています。「丸出し」っていうのは、尾崎豊さんの『15の夜』のようにバイクを盗んでみたいな…(笑)。日本は時代の流れで、ルールを守ることの大切さが今まで以上に言われるようになってて、これからもっと厳しくなっていくかもしれないけど。でも、苦しさだけを感じて、「つまんない社会だ」って思うのは、ちょっともったいない価値観、捉え方なんかなーって。ルールを守りながらも、ギリギリラインの楽しみ方は絶対あるよねっていう。自分のルール範囲の中で楽しめることってなんやろうとか、自分の気持ちの持ち方みたいなのも、はみ出す上で大事なんちゃうかなって思いますね。


RINさん:あとは、自分が心から楽しいことは何か、惹かれるものは何かとか。もしそれが人と違っても、誰かと一緒でも、自分の中に強い信念があれば、その道を進んでいけば、それもまた「はみ出し」だなって。自分にとってはまっすぐだけど、他の人から見たらはみ出してるように見えることもたくさんあると思うので、とにかく自分の心に素直に生きることも大事だなって思っていますね。


SUZUKAさん:うん。なんか私らのパフォーマンスとかもね、「それやばいやん!」とかってよく言われますけど、私たちは真面目にずっとやってたら、この形になってもうてる。自分の心に真面目に生きてても、誰かにとっては、あんなんはちょっとできんなぁ…みたいな。他人からはみ出して見えることもありますよね。


KANONさん:この活動の中で、私は本当に自分の心に素直に楽しいことができているなと感じているので、やっぱり自分の心を消さないことが大切だなと思います。



最後に、マレーシア在住の日本人の方々に向けて何かメッセージをいただけますか?

SUZUKAさん:日本人として、母国に縛られず、自分のいたい場所にいらっしゃる皆様の行動と信念にリスペクトでございます。自分自身の人生っていうのを大切に楽しんで、喜びと感謝と愛を持って生きてれば、もう素晴らしいと思います。


RINさん:日本人でも、マレーシアに受け入れてもらって暮らせるってすごく嬉しいことですよね。私は実際に暮らしてないですが、そういう場所があるって思うだけでもすごく嬉しいですし。日本人の方がたくさん住んでるからこそ、私たちもすごくマレーシアに行くのが楽しみにもなるので、私たちの活動を、マレーシアから見守ってくれていたら嬉しいなと思います。


KANONさん:私たちもマレーシアに行けることが本当に嬉しいので、ぜひ私たちのライブに来て日本人同士、共鳴しましょう!


MIZYUさん:マレーシアで沢山ライブ出来るように、マレーシアにも私達の青春パワーの輪を広げていきたいです。ライブの際には是非遊びに来てください!今後ともよろしくお願いいたします!

 

4月26日(土)の『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL』が楽しみです。これからも日本のガールズパワーで世界中にカッコよくはみ出して行く皆さんの活動をマレーシアから応援しています!

 

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