ホームインタビュー第3弾  KLの不動産最新動向、開発中の新規物件『CloutHaus』が注目を集める理由とは?
第3弾  KLの不動産最新動向、開発中の新規物件『CloutHaus』が注目を集める理由とは?

第3弾  KLの不動産最新動向、開発中の新規物件『CloutHaus』が注目を集める理由とは?

2025.07.30 特別インタビュー

好評だった前回に続き、コスモスプラン石原彰太郎社長にインタビューを実施しました。
最新のKLの不動産情報やMM2Hの動向、KL都心で開発中の新規プロジェクトについて詳しく伺いました。



第1弾 KLの不動産市場の展望と「コンレイ」の魅力 発展するマレーシアで注目すべき不動産の未来
第2弾 KL副都心の魅力とマレーシア不動産市場の動向


 

Cosmos Plan / Tropical Resort Lifestyle 社
 

2003年からMM2Hビザ正規代理店として2,000名以上の日本人および外国人のビザ取得、移住をサポート。
2023年からPVIP(プレミアムビザ)正規代理店。2007年よりマレーシア不動産を日本で紹介し、クアラルンプール首都圏を中心にジョホール、ペナン島の物件、500件以上を販売。
現在も多くの物件の管理と転売、賃貸取引を手掛ける。
日本人のマレーシア留学も多数サポートし、マレーシア移住を包括的に支援。
代表の石原氏は、1992年より30年以上マレーシアに滞在し永住権を取得、5人の子供をマレーシアのインター校で育てる。
日本人として唯一マレーシアの不動産仲介業(REA)ライセンスを保有。 


 

【コロナ明け以降、マレーシアの住宅賃料が上昇していると聞きますが、その背景にはどのような動きがあるのでしょうか?】

 

 コロナ明け以降、クアラルンプールを中心としたマレーシア都市部では、住宅賃料の上昇が続いています。
主な要因は、外国人居住者の増加と教育移住の活発化です。
賃料上昇の背景にはパンデミック終息後に経済活動が再開され、現地住民および外国人の住宅需要が増加したことがあります。
これに加えて、MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)やPVIP(プレミアムビザ)の導入により、中国、韓国および日本からの長期滞在者が急増しています。
特に顕著なのが教育目的の移住。
現在、インターナショナルスクールや大学の周辺では、賃料の上昇が顕著です。

 

•サンウェイ大学周辺 
•モントキアラ周辺(ガーデンインターナショナルスクール、ティアラ163) 
•デサパークシティ(ISP=インターナショナルスクール@パークシティ)


 

 例として、デサパークシティは「教育環境の良さ」「ペット可」「緑豊かな街づくり」などが改めて評価され、教育移住者・駐在員にとって人気の高いエリアのひとつです。
一部の物件ではコロナ前と比べて賃料が2倍、物件価格は3倍近くに達しており、実質的な不動産価値の上昇が進行しています。
今後も外国人富裕層をはじめ教育移住層の流入は続く見込みで、最も人気のあるKL都心部だけでなく、教育環境に優れたエリアにおいても住宅需要と価格上昇が継続する可能性が高いと見られます。


 

【MM2H取得要件の厳格化によって 申請者にどのような変化が見られますか?】

 

 マレーシアの長期滞在ビザ制度「MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)」において、昨今でも話題にあがるとおり、申請要件が厳格化したことにより日本人申請者は減少しています。
現在の制度では、以下のような要件が課されています。
 

<シルバーカテゴリーの場合>

・年齢:30歳以上

・定期預金:15万米ドル(約2,200万円相当)以上

・不動産購入:KLなど都市部では最低購入額100万リンギ(約3,500万円)

・滞在:1年間に合計90日以上 ※主申請者が50歳以上の場合は不要

・プログラム参加費:RM1,000(約3.5万円)

 

 月4万リンギット(約140万円)の収入証明が不要になった代わりに定期預金や不動産購入において約6,000万円ほどの資産が必要となりました。
従来のように「リタイア目的で気軽に取得」という選択が難しくなり、中間富裕層による申請が減ったことが日本人申請者の減少の要因の一つだと考えられます。
その反面、日本人をはじめとする富裕層においては、MM2HおよびPVIPビザ取得が着実に増えており、申請者の経済的背景に変化が見られます。


  

【なぜ今、外国人にマレーシアが注目されている?】 
 

 コロナ後、外国人による不動産投資が増加しており、弊社においても特に中国人からの購入や問い合わせが急増しています。
その背景には、マレーシアの安定した政治や暮らしやすさがあります。
昨今の中東情勢や中国周辺の不安定な状況を避け、安心できる国に資産を移す人が増えているのです。
さらに、留学に来る中国人学生も増加。
マレーシアの大学には現在、5万人以上の中国人留学生が通っているとされています。
マレーシアは「住む」「学ぶ」「投資する」のすべてにおいて、海外から注目を集める国となっています。


 

【KL都心で現在開発中のCloutHausが注目を集める理由とは?】
 

 何といってもマレーシアのシンボルとも言うべき、ツインタワーの隣に位置しており、その圧倒的なランドマークビューは他の物件にはない特別感を演出します。
周辺には、日本の百貨店「伊勢丹」が入居する大型ショッピングモール(Suria KLCC)や公園など住環境が優れています。
都心でありながら、日常生活の利便性も高く、自宅用としても投資用としても非常に魅力的なロケーションとなっています。
将来的な資産価値の上昇も期待されており、「住む」「貸す」「売る」のいずれにおいても高いパフォーマンスが見込める点が、多くの注目を集める理由のひとつです。
 

 開発を手がけるのは、マレーシアの大手デベロッパー「TAグローバル」。
この会社は証券会社も運営しており、日本で言えば野村グループのような存在です。そうした背景からも、プロジェクト全体に対する信頼感が非常に高いと言えます。
 

 さらに注目すべきは、隣接する5つ星ホテル「Paradox Hotel」の存在です。
世界各地で展開している高級ホテルが併設されることでブランド性が加わり、物件全体のプレミアム感を一層高めています。
 

 最後に、物件の仕上がりにも触れておきたいのですが、内装・設備はマレーシア国内でもトップレベルのクオリティ。
物件名「CloutHaus」は、ドイツ語で"選ばれた人の住処”という意味を持ち、まさに富裕層や著名人層を意識したハイエンドなコンセプトとなっています。
このように、「CloutHaus」は単なる高立地物件というだけではなく、安心感・ブランド・資産性のすべてを兼ね備えた、今注目すべきプロジェクトのひとつと言えます。


 

【 CloutHaus"現地"説明会を開催!】

開催日:8/17(日) 15:00-18:00

場所:クラウトハウス ショールーム

当日は石原社長よりKL不動産の最新情報および「CloutHaus」に関する説明会を開催します。

質問、歓談の場を設けており興味のある方は是非ご参加ください。
 

申し込みはこちら

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