ホームインタビューみんなが待っていた!マレーシアで食べられる安心で美味しい本格豆腐 家族を思う母の愛から生まれた「大江戸豆富」オープン!
みんなが待っていた!マレーシアで食べられる安心で美味しい本格豆腐    家族を思う母の愛から生まれた「大江戸豆富」オープン!

みんなが待っていた!マレーシアで食べられる安心で美味しい本格豆腐 家族を思う母の愛から生まれた「大江戸豆富」オープン!

2023.11.14 特別インタビュー

「マレーシアでも、美味しいお豆腐を家族に食べさせたい!」

その想いから、豆腐づくり未経験の女性が、一から勉強して技術を身につけ、豆腐屋をオープンさせた。11月5日に行われた日本人会チャリティーバザーでは、用意した300丁の豆腐があっという間に完売。芳醇で濃厚な本格豆腐は日本人にはもちろん、マレーシア人からも大人気だった。今回は大江戸豆富の創設者であり女将の惠島真理子さんに、販売に至るまでの経緯や想いを伺った。  

 惠島真理子さん

Q.豆腐作りをするようになったきっかけは?  

マレーシアに来て13年経つのですが、なんで美味しいお豆腐が無いのかなと、ずっと思っていて。最初は、家族に美味しいものを食べさせてあげたい!というところからでした。子どもがアトピーを発症して治りが悪く悩んでいたのですが、調べていくうちに健康食品に興味を持ち、独学で勉強を始めました。その後、発酵食品、薬膳、酵素、マクロビ、分子栄養学などを学び健康オタク化しました。それらを研究していくうちに、やはり健康な体つくりには豆腐が一番いいのではないかという結論に行きつき、本格的な豆腐づくりを始めました。  

 出来立てのお豆腐。ホカホカの温かさと大豆の香りは格別。 

Q.異国の地で、未経験からの挑戦は簡単ではなかったはずです。

染野屋さんという江戸時代から続く、創業160年の歴史ある老舗のお豆腐屋さんと事業パートナーとして提携し、技術面をサポートしていただいています。スペインにある豆腐屋の事業を継承した実績をお持ちで、世界に美味しいお豆腐を広めるというゴールが合致していたことが大きな理由です。開業にあたっては、日本でも3軒のお豆腐屋で修業しました。石川県の白峯では、朝3時半から現場に立って豆腐づくりを学びました。その後、一般社団法人日本豆腐マイスター協会の豆腐マイスターの資格も取得しました。オープンまでの道のりは、ビジネスライセンスの取得、機械がなかなか見つからないなど色々な課題もあり、事業構想から豆腐製作まで1年以上かかりました。決して楽な道のりではなかったですが、染野屋さんを始め、全国豆腐連合、JETROなどたくさんの方々のサポートやアドバイス、お力添えのおかげで、販売まで辿り着きました。  

Q.こだわりをお聞かせください。  

スーパーで販売されている豆腐は、茹で時間を長くし、全工程を機械で行うものがほとんどです。その製法だと日持ちはしますが、どうしても風味が落ちてしまいがちです。大江戸豆腐では、工程の途中で人の手を介す昔ながらの製法を採用しています。日本の伝統の技術を世界に届けたい!という思いもあります。それにやはり手間暇掛けたほうが、美味しいですよね。 もちろん、材料や使用する機械にもこだわりを持っています。 大豆は、Non‐GMO(遺伝子組み換えではない)大豆を日本から輸入しています。豆腐に欠かせないにがりも、沖縄県産の天然のにがりを選びました。無添加で体に負担のないものという視点で、材料を選んでいます。水は浄水し、更に軟水器でより日本の水に近い状態にして使用しています。また高濃度の豆腐をつくるために、製造機も日本から輸入しました。  

 日本から取り寄せた大豆を豆乳に生成する機械。  

Q.新たな挑戦をするモチベーションは?  

反抗期真っ只中だった娘に何気なく言われた「ママって何もしてないよね」という一言が、結構大きかったですね(笑)。「働くかっこいいママが見たい」っていう子どもの想いを感じました。そこに背中を押されましたね。出産してから子育て中心の生活をしてきましたが、それも最近ひと段落し始めて、ふと「子育てが終わったら私に何が残るのだろう」という漠然とした不安があり、やりたことに挑戦してみようと決心しました。20代、30代で培ってきた知識やネットワークを発揮するなら、今だ!という確信もありました。  

 人の手を介す昔ながらの製法で味の深みを出す。 

Q.子育てと仕事を両立するコツは?  

我が家は朝が早いので、朝の時間をしっかり活用するようにしています。ですが、子供が小さいうちは焦って動いたりはしませんでした。当時は空いている時間に、健康や美容についての知識を蓄えたり、ママ友のネットワークを広げたりしていて、それが今の仕事にも生きていると思います。また、マレーシアはベビーシッターやヘルパーさんの手を気軽に借りることもできます。自分の手の届かないところは無理せず、人の手を借りることも大切だと思います。  

 お豆腐のカットも丁寧に手作業。  

Q.今後の展望をお聞かせください。  

店内にカフェを作って、豆乳アイスなどを販売したいなと思っています。年内には厚揚げといった揚げ物も作っていきたいですね。来年以降は、贈答品の豆腐スイーツなども考えています。今はしっかりお豆腐づくりに専念していこうと思っているので、まだ先にはなるかとは思いますが、お豆腐は美容にも健康にも良いので、イソフラボンを使ったコスメや基礎化粧品など色々と展望が見込めると思います。  

「家族に安心で美味しいお豆腐を届けたい」その想いでとことんこだわり抜いたお豆腐は、今後ナイトマーケットやマルシェなどで順次販売予定。詳細は大江戸豆富をチェック!  

@oo_edo_tofu 
 

大江戸豆富

 

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