ホームタウン情報第22回マレーシア高校生日本語弁論大会が開催 ― 全国から14名の学生が熱弁を披露
第22回マレーシア高校生日本語弁論大会が開催 ― 全国から14名の学生が熱弁を披露

第22回マレーシア高校生日本語弁論大会が開催 ― 全国から14名の学生が熱弁を披露

2025.05.01 ローカルレポ

国際交流基金クアラルンプール日本文化センター(The Japan Foundation, Kuala Lumpur)および在マレーシア日本国大使館の共催により、第22回マレーシア高校生日本語弁論大会が4月19日(土)、クアラルンプール・ミッドバレーメガモールに隣接するSt.Giles Boulevard Hotelにて開催されました。
 

本年のテーマは「山」。
全国から127名の学生が応募し、予備審査を通過した14名が決勝となる本大会へ進出。遠方からはサラワク州ミリやクダ州からも選出され、それぞれが日本語で熱意あふれるスピーチを披露しました。
 


優勝は、ジョホール州のSEKOLAH MENENGAH KEBANGSAAN DATO SRI AMARDIRAJAに通うLee Pei Qi(リー・ペイチー)さん。
演題「Mountain Climbing(山のぼり)」では、スピーチの発音がとてもきれいで、聞いていてすっと内容が理解できる点を評価する声が多く、内容に関しては「山登りは人生に似ており、困難に直面しても一歩一歩進めば頂上にたどり着ける」というメッセージを力強く語りました。

準優勝には、ヌグリ・スンビラン州のSEKOLAH DATO' ABDUL RAZAKに通うMuhamad Haris Ahnaf bin Muhamad Zahari(モハマド・ハリス・アフナフ・ビン・モハマド・ザハリ)さんが選ばれました。
両名は、7月に大阪の国際交流基金関西国際センターで行われる「高校生日本語研修」にマレーシア代表として参加し、ASEAN諸国や日本の高校生との交流を予定しています。
 

 

会場には昨年度の入賞者たちも応援に駆けつけ、後輩たちに温かい拍手と声援を送りました。
さらに会場の隣接スペースには、協賛・協力各団体によるブースが設営され、KOKUYOマレーシアによる日本製の文具、筑波大学マレーシア校の入学案内、Sushi Kingによる寿司の提供など、日本や日本文化に関連したモノやサービスに触れられる空間となっており、来場者は休憩時間を利用してそれぞれのコーナーを楽しんでいました。
 

本大会は、マレーシアの中等学校で日本語を学ぶ生徒や、課外活動・学外で日本語を学習している生徒を対象に、日本語学習の成果を発表する場であると同時に、日本語学習を通じて考える力を養う機会を提供しています。
このような取り組みを通して、日本語学習への意欲がさらに高まり、マレーシアの中等教育段階における日本語教育の一層の発展が期待されます。

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