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2024年11月30日(土)、スポGOMI MALAYSIA2024が開催された。
スポGOMIは「環境美化及び意識向上」を目的に、チームごとに拾ったゴミの量と種類によって審査を受け合計ポイントを競うイベントである。
学生や親子での参加など27チーム、約150名が早朝から集まり、ゴミ袋やトングを手に、缶やペットボトル、食品の袋などを仕分けしながら収集した。
約74キロのゴミが集まり、うち再生可能なプラスチックゴミは42キロで、すべて専門の事業者によってリサイクルされる。
上位3チームに賞品が用意され、表彰式も行われた。
当日は特別ゲストとしてKLP48の山根 涼羽さん、Tiffany さんも応援に駆けつけ同イベントを盛り上げた。
Grand winner: ABM2 from AEON Big Malaysia
1st Runner up: Trash Warriors from SW Corp
2nd Runner up: Mizuho from Mizuho Bank
3rd Runner up: Fantacy from AEON Fantacy Malaysia
4th Runner up: Ajinomoto from Ajinomoto Malaysia
マレーシアでは、指定廃棄物の発生量が増加傾向にあり、政府はゴミの分別によるゴミ削減やリサイクル率の向上を目指している。
現在マレーシアの廃棄管理方法は埋め立て処理地が主で、リサイクルは17.5%に留まっている。
国内の埋め立て処理地の8割は悪臭や地下水汚染を引き起こしていることも、問題となっている。
イベントを主催したイオン ディライトの酒井社長は以下のようにコメントした。
「このイベントはイオングループのCSR活動の一環として、グループ各社で協力し開催しました。ゴミ拾いとスポーツを融合することで、小さいお子様でも誰もが楽しみながら参加でき、当日はみなさん終始笑顔の中でも真剣にゴミを競い合って拾っている姿がとても印象的でした。私たちイオングループは、このスポGOMIを毎年開催し続けていくことで、マレーシアでのゴミの分別に対する意識の向上に貢献していきたいと考えています。」
編集後記
酒井社長のコメント通り、参加者の皆様が元気よく、楽しくゴミ拾いを行っていた姿が印象的でした。
集められたゴミの中には、こんなゴミが落ちていたんだ、というような粗大ゴミもあり、計量審査時には驚きの声があがりました。
在マレーシアの日系企業がマレーシアに貢献していくという、本趣旨のようなイベントが今後さらに拡がることを期待しています。