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カルチュア・コンビニエンス・クラブと双日の合弁会社TSUTAYA BOOKS Malaysia Sdn.Bhdは、現地企業とのフランチャイズ契約を結び、ASEAN加盟国では初となる「TSUTAYA BOOKSTORE」を、クアラルンプール中心部にある大型商業施設インタマークモールに出店した。
オープンの10月27日にはセレモニーが行われ、髙橋克彦駐マレーシア日本大使が「ルックイースト(東方)政策は、マレーシアの経済や社会の発展のみならず、日本文化の深い理解、さらには日系企業の新たなビジネスチャンスを創り出していると思います。本を愛する心を育み、少しでも日本の文化を感じてもらえたら嬉しいです」と挨拶。ライオンダンス(獅子舞)が披露される中、テープカットが行われた。
「TSUTAYA BOOKSTORE」は、2022年7月にブキット・ジャリルにオープンした蔦屋書店のジュニアブランド。"Influence & lead the new work style”(新しい働き方に影響を与え、リードする)をコンセプトに、近隣のビジネスパーソンへのワークスタイルの提案を意識し、英語と中国語の2言語の書籍が並ぶ。そのほか、子ども向けの書籍や日本の文房具の品揃えも豊富で、店の入り口にはカフェもあり、店内でゆっくりとした時間を過ごすことができる。
カルチュア・コンビニエンス・クラブは現在、台湾にTSUTAYA BOOKSTOREを11店、中国にTSUTAYA BOOKSTORE6店と蔦屋書店4店を展開している。上本英之アジア・パシフィック事業本部長は「多言語で、出版書籍の多い英語と中国語が話されていることが、マレーシアで出店が続く主な理由。現在、蔦屋書店、TSUTAYA BOOKSTOREに続くマレーシア国内3店舗目の開業に向けて動いている。マレーシア以外の東南アジア進出も検討中」とさらなる出店を明らかにした。