ホームタウン情報5年ぶりに開催!努力と挑戦の舞台「日本語ビジネスプレゼンテーションコンテスト」
5年ぶりに開催!努力と挑戦の舞台「日本語ビジネスプレゼンテーションコンテスト」

5年ぶりに開催!努力と挑戦の舞台「日本語ビジネスプレゼンテーションコンテスト」

2024.06.13 ライフスタイルレビュー

6月1日(土)、 A To Z Language centreが主催する「日本語ビジネスプレゼンテーションコンテスト」が、JWマリオットホテルにて開催されました。日本語を非母国語とする参加者が5分間の日本語スピーチを行う当コンテスト。「せっかく学んだ日本語をもっと仕事に活かしてほしい」「日本語が堪能なマレーシア人の本音や提言を日本人にも聞いてほしい」という想いで2016年から始まり、コロナ禍で開催を見合わせていましたが、今回は5年ぶり5回目の開催となりました。

スピーチテーマは「キャリア(仕事)」について

コンテストは学生部門と一般部門に分かれ、約30名の応募者から選ばれた13名のファイナリストが参加。それぞれの職業観やキャリアに関するプレゼンテーションを行いました。審査員は在マレーシア日本国大使館、ジェトロ・クアラルンプール事務所、国際交流基金クアラルンプール、ANAクアラルンプール支店の4名が務め、スピーチ後に質疑応答が行われました。

”準備期間は2ヶ月かかった”と話す優勝者スピーチ

学生部門の優勝者、アズミル・ハムジ・ビン・ノルマンさんは『私は何になりたいの?』というスピーチで、夢を叶えるためには失敗がつきものであることを強調。失敗も成長の糧と考え、夢を追い続ける大切さを語りました。審査員から「失敗した時の気持ちのコントロール方法」を質問されると「初心を思い出して気持ちを高める」と答え、会場から大きな拍手が送られました。

学生部門優勝者のアズミルさん

一般部門の優勝者、ラシュミ・マンダヤムさんは『7年目の浮気』というスピーチで、結婚生活やキャリアにおける変化と挑戦についてユーモアを交えて話しました。「家を出てフルタイムで仕事をしたい」という願望を「浮気相手」に例え、育児や介護をしながらも新しいことに挑戦したいという強い意欲を表明しました。

一般部門優勝者のラシュミさんと校長の西尾さん

ANA往復航空券などが贈呈された華やかなフィナーレ

優勝者には、ANAの日本往復航空券や一般社団法人日本在外企業協会訪日プログラムなどを贈呈。”世界が尊敬する日本人100”として選ばれた日本語教師の笈川幸司氏も来場し、「みなさん特に質疑応答が素晴らしかった」と、審査員とのやり取りを高く評価しました。

閉会式で、西尾亜希子校長は「マレーシア人の強みはフレキシブルさや独創性、寛容な心であり、これを日本企業や日本人との仕事で活かしてほしい」と述べ、今後も日本語学習者の支援を続けていくことを誓いました。

100名以上の来場者で埋め尽くされた会場

A To Z Language centre

2004年にマレーシアで設立された日系語学学校。日本語や英語・マレー語などのレッスンを開講する。現在マレーシアに3校を展開し、今年で設立20年目を迎える。

【学校名】A To Z Language centre
【住所】70B & 70C, Jalan SS21/62, Damansara Utama, 47400 PJ
【電話番号】03-7728-4662
【公式サイト】https://atozlanguage.com

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