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※2023年1月12日時点の情報です
日本は火山が多く世界でも有数の温泉大国ですが、火山がほとんどないマレーシアにも温泉があることをご存知ですか?
今回はKL中心部からもっとも近い温泉「スラヤン温泉(Kolam Air Panas Selayang)」を紹介します。
国道1号線沿いの林に囲まれた空き地のような広場に湯船が並んでいる様子は、温泉というより共同浴場と言ったほうがしっくりくるかもしれません。
24時間営業で、取材時は正午前で利用者が少なかったのですが、朝や夕方、夜に利用者が多いとのこと。
「Kolam Air Panas」は日本語に直訳すると「温泉プール」になります
マレーシアの温泉は入浴料が無料か、有料でも安いところが多く、スラヤン温泉の入浴料は1人RM2です。
時間帯によっては食べ物の屋台や、バケツなどの有料レンタルもあるようです。
入り口ゲートでは、インド産ヒマラヤソルトや石鹸なども販売していました。 ▲ ヒマラヤンソルトと石鹸
混浴ですが、男性も女性も基本的に着衣のまま入浴します。
特に女性は露出の多い水着は避けるのが無難です。
トイレや更衣室もありますが、車で来る人は車内で着替える人が多いそうです。
温度は比較的高めなのでご注意を。
湯船によって、つぎのような種類に分かれていました。
大人の身長よりも深い大きな湯船で、梯子をつたって入浴できます。
入浴禁止のマークのついた湯船もあり、掛け湯専用となっています。
非常に高温なので、足先からゆっくり掛けてならしていきましょう。 ▲ グリーンに輝く温泉
壺湯が4箇所ほどあり、1人でゆっくりと入ることもできそうです。
入る人が変わるたびに毎回お湯を抜くのがこの温泉のローカルルールのようです。 ▲ 壺湯
着替えがない方でも、足湯だけの利用も楽しめます。
底が全面足つぼマッサージになっているので、歩くのに挑戦してみるのも◎
入浴後はしばらく足がポカポカしてとても気持ち良いです。 ▲ 足湯
利用者や入り口ゲートの係員に話を聞いたところ、皮膚や足、呼吸器などへの効果が期待できるそう。
常連客も多く、日本の温泉同様憩いの場になっているようです。
KL近郊には、他にスンガイ・スライ温泉(Kolam Air Panas Sungai Serai)や、スンガイ・ララン温泉(Sungai Lalang Hotspring Semenyih)などがあります。
一年の始まりに、マレーシアのローカル温泉を体験してみてはいかがでしょうか。
Kolam Air Panas Selayang
(コラム・アイル・パナス・スラヤン)
[住所]
Baru Selayang, 68100 Batu Caves, Selangor (Batu Cavesから車で10分ほど)
[営業時間]
24時間
[入浴料]
RM2/人
[駐車場]
有り