ユネスコ世界遺産に登録されているマレーシアの古都「マラッカ」
マレーシアの原点となるマラッカの誕生は15世紀に遡ります。
マラッカ海峡における貿易中継地として繁栄しますが、16世紀に入るとヨーロッパ列強国による統治が続き、1957年のマレーシア独立まで続きました。
東西さまざまな文化が融合する独自の文化を形成し、2008年にはユネスコ世界文化遺産に登録されています。
国内旅行でも人気の街、古都マラッカの風情あふれる見どころを紹介します。
Dutch Square(オランダ広場)
街の中心地に位置するマラッカのシンボル的な広場。
753年にオランダが統治100年を記念して建築し完成したマラッカのキリスト教会など、西洋文化の影響が色濃く残っていることがうかがえます。

▲街のランドマークといえるキリスト教会
夜になると雰囲気がガラッと変わり、あちこちが電飾で照らされ、派手な装飾の人力車トライショーも音楽を流して走ります。
昼間の南欧の趣残る様子と夜の賑わい両方を楽しむのもおもしろいでしょう。

▲名物トライショー
The Stadthuys(スタダイス)
1650年代にオランダ人が建造した旧オランダ総督邸で、現在は歴史・民俗博物館になっています。
民族文化に関する展示はもちろんのこと、イギリスの植民地時代や日本の占領下にあった時代の資料や写真も多数おさめられており、マラッカの先人たちが歩んできたさまざまな歴史を知ることができます。

▲博物館でマラッカの歴史に触れる
The Stadthuys Museum(スタダイスミュージアム) 店舗情報
[営業時間]
9:00-17:00
[入場料]
大人RM12
[住所]
Jalan Gereja, Bandar Hilir, 75000 Melaka(オランダ広場からすぐ)
[地図]