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先日マレーシア雑貨を集めたマルシェがパブリカの鈴木商店にて開催され、200名以上が来場し大盛況に終わりました。このマルシェは、インスタグラムアカウントの「マレーシアのマレ子」が主催した初めてのイベントです。
「マレーシアのマレ子」は、KL在住の主婦数人によるグループ。
出展者選びからブランドオーナーとの交渉、会場設営などすべてを手がけました。
シミュレーションを繰り返してリスクヘッジ、ボランティアスタッフへのマニュアル作成など事前準備を入念に行い、出店したローカルブランドのオーナーからは「これまで20年以上マレーシアでマルシェを経験してきたが、こんなにきめ細かく段取り、企画されたのは初めて」と称賛されるほど活動は高く評価されたそうです。 オープン前から行列ができ、最後まで客足が途絶えることなく開催
・ginger batiks ・The Wicker World ・Zari collection ・august handcraft・The Black Luna Project在マ日本人に人気のginger batikも出店
「マレーシアのマレ子」の活動を始めたきっかけは、マレーシアに来た当初に感じた、気の合う友だちやコミュニティを見つけることの難しさです。
普段の生活では学校や職場、近所などの限られた場での出会いしかなく、趣味でつながった友だちや好きなことを発揮できる場など、自分が主体となってつながれる場所を探していました。
新型コロナウイルスの感染拡大もあり時間がかかりましたが、「求めているつながりを築きながら、マレーシア生活をもっと楽しめるコミュニティを作りたい」というメンバーが集まり、動き出しました。
賑わう店内
活動の目標の一つは、第二の居場所づくり。妻や母としてだけではなく、一人の自分として生き生きと活躍できる場所を見つけることを応援することです。そしてもう一つは、人と人、企業と人をつなげるお手伝い。
今回のマルシェでは、プロカメラマンによる写真撮影会を無料で行いました。日本でプロカメラマンとして活動していたKL在住のママに協力してもらい、今まで培ってきたキャリアを継続して発揮し、写真を通して人とつながれる場を提供することができました。
ほかにも、マレーシアに来たばかりで友だちがほしいと思っている人、ヨガが好きで人に教えたいけどやり方がわからない人など、さまざまなつながりたい想いを持った人たちがいることがわかりました。
今後は、そういった人たちのために、好きなことや得意なことを活かせる場づくりを考えていきます。
すでに具体的なイベントを計画中で、12月にオフ会や、マルシェにも出店したアクセサリーブランドとコラボしたワークショップを予定しています。
プロカメラマンによる撮影会
インスタを通して皆さんの求めるものや意見を都度聞き、反映させていきたいと思っています。今回のマルシェでボランティアスタッフを募集したところ、11名もの方が手を挙げてくれました。それぞれの経験や発想を出し合ったことで、より良い運営にすることができました。これからも、やりがいや充実感を求めている人たちとWin-Winな関係で一緒に作り上げていきたいと思っています。
マレ子にやってほしいことがあれば、ぜひインスタを通して教えてください。そして何かやってみたいと思っているあなた、ぜひマレ子といっしょに踏み出してみませんか?きっと今よりもっと充実したマレーシア生活を送れるきっかけになると思います。
また、この活動は、マレーシアでビジネスを行う方々にとっても自社の知名度アップや主力商品のブランド化など、PRの場として有効活用していただけるかもしれません。実際にマルシェに出店したブランドは多くの新規日本人顧客を増やすことができましたし、開催場所を提供した鈴木商店は今後オープンする新店舗を来場者一人ひとりに紹介でき、PRにつなげることができました。
11名ものボランティアスタッフが協力
企業のマーケティング戦略においても、リアルな消費者視点を持っている女性たちの意見を見過ごすわけにはいきません。アクティブに動いている私たちの声は、自社の活動のヒントになるかもしれません。ぜひマレ子を活用いただき、そして活動に注目していただきたいです。
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