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今年も「日本祭り(Nihon Matsuri 2024)」がブキッ・ジャリルスタジアムの駐車場Bにて開催されました。この祭りは2022年に開始し、今年で3回目を迎えます。今年は、7月25日(木)から7月28日(日)と8月1日(木)から8月4日(日)の合計8日間、これまでで最長の日数での実施となりました。日本文化の振興を目的とし、地元の方や日本人など多くの人が訪れ、屋台フードや本マグロ解体ショー、餅つき、コスプレ大会などのイベントを楽しみました。
嵐山の竹林を再現した入口
存在感抜群の巨大招き猫がお迎え
入口の竹林に一歩足を踏み入れると、日本の美しい自然を感じさせる静かな風景が広がります。竹林を抜けると、鮮やかな赤色の太鼓橋があり、7メートルの巨大な招き猫がお出迎え。竹林の美しさと日本らしい雰囲気のスポットで、来場者は浴衣やコスプレ衣装を着て写真撮影を楽しみました。
また、たくさんの招き猫が並ぶスポットでは招き猫の置物も販売中で、その資金の一部を保護施設に寄付しています。
屋台の芳ばしい香りが漂うフードエリア
屋台ブースでは、焼き鳥・たこ焼き・ラーメン・いちご飴など日本の祭りを思い出させる50店舗以上の屋台が来場者の食欲をそそりました。特に注目を集めたのは、本まぐろの解体ショー。巨大なまぐろが目の前で解体され、新鮮な刺身がその場で提供される様子は圧巻。また、会場にはムスリムの方に配慮したノンハラルコーナーも設けられ、キンキンに冷えたビールの提供も!
「よいしょ!」の掛け声が響く餅つきイベント
今年初めて登場した餅つきイベントでは、大きな臼と杵を使って餅をつく様子を子どもから大人まで楽しみました。マレーシアではなかなか見ることができない迫力満点の光景に多くの人々が釘付けに。つきたての餅はその場で振る舞われ、熱々もちもちの美味しさを堪能しました。
様々なアニメのキャラクターやテーマをモチーフとしたコスプレを楽しむ来場者で会場が賑い、写真撮影や交流を楽しんでいました。祭りの最後にはその日のベストコスプレイヤーが選出され、賞金が贈られるなど大盛りあがり!
ステージ上では様々な日本文化が披露された
オープンステージでは、阿波踊りなどの日本の伝統舞踊やJ-POP・アニメソングなどが披露され、会場全体が和やかな雰囲気に包まれました。ローカルの参加者たちも日本語でJ-POPやアニメソングを披露し、笑顔に溢れたステージとなりました。
お面づくりやヨーヨー釣りなど子どもも楽しめるブースが多数
屋内には商店街を模したエリアが設けられ、浴衣レンタルやお面作りなど日本文化を直接体験できるワークショップなども開催。狐面にペイントやデコレーションをして自分のオリジナルお面を作るブースなども人気を集めていました。秋葉原ストリートエリアには、カプセルトイ(ガチャポン)やアニメグッズの販売など、アニメ好きにとってたまらない催しも。
豪華賞品をキャッチできるLEDのギフトタワー
開催期間中は豪華賞品が当たるイベントも行なわれました。目玉商品は、ANAの航空券や日本旅行パッケージなど。LEDのギフトタワーから賞品が飛び出しキャッチをするギフトタワーセッションには多くの来場者が参加し、豪華な賞品を手にするチャンスを楽しみました。
仙台七夕の吹き流しで彩られた会場内
「日本祭り」は、マレーシアにおける日本文化の普及と両国の友好関係の強化に大きく貢献しています。今年の祭りも、多くの来場者が日本文化を堪能し、日本愛に溢れるイベントとなりました。日本の祭りの雰囲気を味わえることはもちろん、海外の方から見た日本の良さを再発見できる場としても魅力たっぷりの8日間となりました。