安心して食べられるおいしい豆富をマレーシアに「大江戸豆富」人気の秘密に迫る！

 マレーシア初、日本の豆富屋を開業した「大江戸豆富」。Mtownは工場に伺い、女将の惠島真理子さんに製造についてやおすすめ商品、今後の展望について伺いました。

工場はモントキアラの北、Segambut  Bahagiaに位置します。朝7時から製造を開始しているという工場内は大きな機械が音を立て、蒸し暑さが感じられました。機械から蒸気が上がるとほのかに大豆の香りが漂います。

大江戸豆富では、工程の途中で人の手を介す昔ながらの製法が行われています。製造作業は恵島さんとローカルスタッフ2名の計3名で行われます。ローカルスタッフには一から豆富作りを指導し、今では全員がすべての作業を指示なしでこなせるようになったとのこと。毎日の気候や大豆の状態に合わせて製造することで、高品質のおいしい豆富が出来上がるのです。今後事業を広げていっても、職人技を必要とする昔ながらの製法を変える予定はないと惠島さんは語ります。

工程には手作業が入る

ローカルスタッフも活躍

もちろん材料にもこだわりがあります。豆富作りに欠かせないにがりは、沖縄県産の天然のものを使用。もっとも重要な大豆は、Non‐GMO(遺伝子組み換えではない)ものを日本から輸入しています。無添加で体に負担のないものという視点で材料を選んでいるとのこと。出来立て熱々の豆乳や豆富をいただくと、大豆の甘みや旨味が強く感じられました。スーパーで市販されているものとは全く違う味わいで、ファンが増えるのも納得のおいしさです。現在、有名日本料理店をはじめとする20以上のレストランにも卸しているとのこと。プロの料理人も認めるおいしさを、ぜひご自宅で味わってみてください。

人気商品は絹豆富。常夏マレーシアの食卓にぴったりの冷奴は、わさび醤油がよく合います。黒胡麻豆富は半分醤油で、半分はスイーツとしてきな粉やグラマラッカ（黒糖）をかけて食べるのがおすすめの食べ方だそう。日本でもいただく機会の少ない湯葉がマレーシアの自宅で食べられるということも、多くの方に喜ばれているそうです。

左上から「豆乳」、「厚揚げ」、「湯葉」、「黒胡麻豆富」、中央「絹豆富」、右下「木綿豆富」

販売店は今後も増やしていく予定。現在近くで販売されていないという方は、公式オンラインストアからデリバリーを頼むこともできます。ご近所の方で集まって購入し、配送費をシェアしているという方も多いそうです。将来的にシンガポールや中東にも進出するため、準備を行なっているとのこと。より多くの方においしい豆富が届けられるよう、精力的に活動されています。

今後はLalaportの盆踊り、KLCC Isetan、Lot10でポップアップを開催予定。豆富や豆乳を使ったスイーツやドリンクが販売されます。レモン豆乳や、豆乳アイスクリーム、豆富ドーナツなど、お子さんにも喜ばれる商品に注目です。本店にてカフェのオープンも準備中！最新情報は公式SNSをチェックしましょう。

店舗情報​​

​​[店名]
大江戸豆富

​​[住所]​
Jalan 1/38a, M-avenue, 51200 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur

​​[電話番号] 
011-2380-5694

​​[営業時間]（L.O.）
12-16時(月曜、火曜、水曜、金曜)
デリバリーに出ていることもあるので事前にWhatsApp下さい

​​[リンク] 
公式オンラインショップ: ooedotofu.easy.co
Instagram: @oo_edo_tofu

販売店情報

• 工場直売（月火水金12:00-16:00）
• Plaza Mont Kiara Market（毎週木曜10:00-13:00）
• Palm Villa Cafe（サウジャナ）
• 鈴木商店(TRX)
• Qra Supar Market（Arcoris、The Five）
• 公式オンラインショップ https://ooedotofu.easy.co