ワンモントキアラにて初開催　子ども向けのストーリーテリングコンテストでムルデカを祝う

 8月26日(月)、ワンモントキアラにて、子ども向けのストーリーテリング(語り聞かせ)コンテストが開催されました。このコンテストは、子どもたちが創造力を発揮し、道徳的な物語を通して文化遺産に触れる機会を提供することを目的としています。4歳から12歳までの56名の子どもたちが参加し、マレーシアの独立記念日(ムルデカデー)を祝して、SangKancilやSiTanggangなど、国民に愛される物語を披露しました。豊かな表現力と、独創的な衣装や小道具が観客を魅了し、会場は熱気に包まれました。

コンテストの受賞者

審査員を務めたのは、ベテランの英語教師やMicFrontHartamasの主任トレーナーなどです。参加者たちの素晴らしいパフォーマンスを称え、ワンモントキアラの教育的な取り組みを高く評価しました。審査員の一人のワンモントキアラアシスタントセンターマネージャーのアイビー氏は、「参加者全員の熱意と、保護者の皆様のサポートに心から感謝しています」と述べました。審査は、内容や話の流暢さ、パフォーマンス、プロフェッショナリズムなど基づいて行われました。審査の結果、10歳のカールソン・タンさんが優勝しました。2週間の集中的な練習の成果を発揮し、力強い表現力で観客を物語の世界へと引き込みました。

優勝したカールソン・タンさんと第3位を受賞したバルン・ピライさん

今回のイベントは、ストーリーテリングが文化理解や個人の成長、そしてコミュニティ精神を育む上で重要な役割を果たすことを示しました。参加者や観客の心に深く残る、素晴らしい一日となりました。

コンテスト結果:

• 優勝者: カールソン・タン・ティエン・アン（10歳）
• 準優勝者: ヘレナ・チャン・ビンティ・アリフ・アダム・チャン（9歳）
• 第3位: バルン・ピライ・プラバガラン（11歳）

そのほか5名が奨励賞を受賞

躍動感あるパフォーマンスと見事な衣装で高評価を得た奨励賞受賞者のアラム・ビンティさん