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2011 年に設立されたTrinity Kids Malaysiaは、「思考・心・腸」を3本柱として、多言語教育に力を入れたナーサリーとプレスクールです。モントキアラのThe Verve Shops、Publika、The LINC KL、Eco Sanctuary内とKLに4カ所あります。
対象年齢は、生後2か月~6歳で、国籍はマレー系、中華系、欧米系の子どもも通っています。
日本のケータリング会社のランチを提供するなど、乳幼児期からの栄養バランスを重視し、マレーシアの保護者やメディアが選ぶ「Best Preschool」や「Best Baby Development」など、数多くの著名な賞を受賞しています。
子どもたちはマレー語、中国語、英語の3言語を学びます。1歳半から、歌を通して中国語に触れたり、4歳以上のクラスでは、英語のフォニックス(音声学習法)を学び、発音や読み書きを学びます。6歳で3ヵ国語の読み書きと発音の基礎ができている状態を目指しています。順応力や適応力が高い幼いうちから、多言語に触れることができる非常に魅力的な環境が整っています。他にも、クリティカルシンキングやコミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキルなど、将来グローバルで活躍できるような土台を育成します。
3歳以上になると、放課後の習い事に参加することができます。中国語、マレー語をはじめ、シンガポール式算数、音楽、バレエ、テコンドー、ヨガ、体操、スピーチ&ドラマ、ロボット工学、サッカーと10種類以上の中から選べます。中でも特に人気があるのは、シンガポール式算数と音楽、ロボット工学で、それぞれ外部から専門の講師が教えにきています。3歳から始められる習い事もありますが、多くが4歳以降から参加可能なプログラムだそう。
シンガポール式算数を習い事で取り入れているところも当園の特徴の1つです。シンガポール式算数とは優れたメソッドとして世界中で注目されており、現在はアメリカ、カナダ、イギリスなどでも授業に取り入れられてるそうです。子どもたちが人生の選択の際に、数学的な情報を元に適切な決定ができるようになることや、数学的なスキルを将来の高等教育に活かせるような土台作りとすることを期待しています。
子どもと先生、親と園とのコミュニケーションも大切にしています。生後2か月からの乳児クラスでは、毎日子どもの様子をアプリで連絡してくれます。年齢が上のクラスになると、週に2回程度、その週に何をしたかアプリで連絡があります。双方の潤滑なコミュニケーションを大事にし、安心して通えるような心配りをしています。また、乳児クラスでは、お昼寝の時間や食事の時間は一律で決めずに、一人ひとりに合わせた対応を心掛けています。園内は、壁をなくして全体を見渡せるような作りにし、開放的で偏見のないオープンマインドな心を育むのが狙いだそうです。常に全体が見渡せるので、子どもたちが危険なことをしていないか把握するのにも役立っています。
腸内環境が人格形成に大きく関わるという考え方のもと、提供する食事には特に気を使っています。ランチメニューには日本のケータリング会社を採用し、日本食をベースに作られているのでとてもヘルシー。朝食、午前のスナック、昼食、午後のスナックの4回食事の時間が設けられ、毎週違うメニューを提供しています。子ども達が食べやすい小さなサイズで提供し、卵や砂糖を使用しない焼き菓子、抗生物質を使わずに育てた鶏肉や魚などの新鮮な食材を使った、バランスの取れた栄養満点の食事です。食事前にはみんなで歌をうたって楽しそうに食べていました。
保護者からの評判も良い栄養満点の食事
クラスは年齢によって分かれて4つあり、1クラス10名~20名ほどで構成されています。生後2ヶ月~1歳半までの乳児クラスでは、指先を使った運動や音楽に合わせて身体を動かすなど、五感を重視した総合的な関わりを目指しています。1歳6か月~3歳までのプレイスクールクラスでは、遊びを通しての学びを目指しています。身体と思考の成長を促していけるように日々の生活の中での発見、観察など身近なところから学んでいきます。物作りをする経験や音楽に合わせて身体を動かすことも取り入れています。4歳のプレプライマリークラスでは、読み書きの土台作りを目指しています。小学校やインターナショナルスクールに入学する準備を始め、フォニックスと初歩的な計算能力を学んでいきます。5、6歳児のキンダーガーデンクラスでは、将来どのような道に進んでいきたいか考え始めることを目指しています。ディスカッションをしたり自分の意見が言えるように日々のプログラムから学んでいきます。
普段は年齢ごとに分けられたクラスで過ごしますが、音楽の授業などでは年齢が混ざった縦割り保育も週に2、3回ほど取り入れています。年齢が下のクラスの子と関わり、面倒を見たり世話をしながら社会性を学んでいきます。
マレーシアの保護者が選ぶ、遊びを通して学ぶ保育園として「Best Playschool(べスト・プレイスクール)」の1位を2014年から2020年まで連続、2024年と計8回受賞しています。また、キャピタル・アジアマガジンが選んだ「Best Trilingual Programme(最良な3か国語プログラム)」を2019年、2020年、2024年と計3回受賞。また、2022年にはマレーシアの優良中小企業のビジネス賞である「Golden Bull Award」を受賞するなど、外部からも高く評価され続けています。
成功企業に授与される「Golden Bull Award」のトロフィー
トリニティーキッズの教育で重要視されている「思考、心、腸」の中で私が特に大切にしているのは「腸」の部分です。教育と食育はとても関係性が深く、“腸活”が子どもたちの成長に欠かせない1つだと思っています。普段の食事から腸を整えていると、免疫力も高まり、丈夫な体を作り、考える力を育んでいけると期待しています。そのために、昼食は日本のケータリング会社に委託し、腸の働きを良くする食材を取り入れられるよう気を遣っています。
またトリリンガル教育に力を入れている理由は、幼少期から3か国語を学ぶと、子どもたちの将来の選択肢が劇的に広がるからです。現在はイギリスの有名校でも入学試験で中国語が必須の学校もあります。世界のいたるところにチャイナタウンがあるように、中国語はグローバルコミュニケーションにおいて今後欠かせない言語の1つになっていくと考えています。もちろん、マレー語は当地においてコミュニケーションに欠かせない言語であり、英語は世界共通語です。乳幼児から多言語教育を受けて、子どもたちの可能性を最大限に高めていきたいと思ってます。
幼少期に培われた語学や音楽、スポーツの基礎は成長していく段階でとても役に立つと考えています。私の娘も現在14歳ですが、幼少期にしていたバイオリンを今でも続けていて、将来は音楽に携わる学校に進学したいと言っています。このように幼少期に何を経験するかが将来、大きく影響してくるので、子どもたちには幼少期にたくさんの経験をしていってほしいと思っています。それを叶えられる場所がトリニティーキッズだと確信しています。
シンガポール出身、ロンドンで経営学を専攻。食育に関する自著『Right From The Start』には、赤ちゃんから 12 歳までの子どもたちとその家族の健康を最適化するためのレシピと科学に基づいたアドバイスを記載。3児の母。マレーシア初のDr Sears Health Coachの資格取得者。
Y さん家族
2022年5月~2023年5月まで通園
アットホームな雰囲気で、先生やスタッフの方まで我が子の名前を覚えて接してくれていたので親としても安心して預けられました。娘はガーデニングが好きで、お友達と一緒に野菜や花に水やりを一緒にしたりする中でコミュニケーションがとれるようになっていきました。日本人は少ないので外国語を覚えるにはとても良い環境です。
課外活動も活発で、動物園に行って餌をあげたり、演劇を観にいったり、子どもたちの刺激になるプログラムが多くありました。年に数回プロのカメラマンが来て、個人の写真を撮ってくれ、そのアルバムを購入できます。日本にいる祖父母へのプレゼントになり、とても喜ばれました。
Trinity Kids Malaysia
住所:VERVE® Shops | Publika | The LINC KL | Eco Sanctuary