10月1日の「日本酒の日(World Sake Day)」に合わせ、勘八 Plaza33で特別イベントが開催されました。約50名が集まった会場では、5種類の日本酒を料理とともに味わいながら、温度による変化や、日本と東南アジアをつなぐ一斉乾杯「Global Kanpai」を体験しました。
10月1日、KLでも「日本酒の日」をお祝い
10月1日は、日本酒の魅力や文化に親しむ「日本酒の日」です。
勘八を運営するEquatorial Groupが「World Sake Day」を祝うのは今回で3年目です。第1回はIPPUDO LaLaport BBCC、第2回はEQ Kuala LumpurのSky51で開催され、今回第3回は勘八 Plaza33がメイン会場となりました。
ただ日本酒を飲み比べるだけではなく、それぞれの酒蔵の背景や造り方、料理との合わせ方、さらには「乾杯」という日本の文化まで知ることができました。
個性の異なる5種類の日本酒を飲み比べ
この日用意されたのは、日本各地の4つの酒蔵から選ばれた5種類です。

鳥取県|山根酒造場
日置桜 純米
しっかりとした旨味を持ち、燗でも味わいやすい一本です。
島根県|桑原酒造
扶桑鶴 純米
地元の水と伝統的な製法で造られた、すっきりとした辛口タイプです。
神奈川県|泉橋酒造
いづみ橋 純米 神力
酒蔵自ら米作りにも携わり、栽培が難しいとされる「神力米」を使用しています。
広島県|竹鶴酒造
竹鶴 純米/竹鶴 純米にごり酒
2種類が登場しました。特ににごり酒は、一般的な甘口のイメージとは異なる辛口で、食事にも合わせやすい味わいが特徴です。
温度で広がる日本酒の楽しみ方
今回、特に印象に残ったのが「温度」です。
一部の日本酒は、冷たい状態だけでなく、45~60℃ほどに温めて提供されました。温度が上がるにつれて香りが立ち、口に含んだ時の旨味の感じ方も少しずつ変わっていきます。
当日の説明によると、勘八では酒蔵や専門家のアドバイスをもとに、それぞれに適した温度を提案しています。料理に合わせて温度を変えることで、同じ一本でも異なる味わいを楽しめます。
会場では刺身などの軽食も用意され、単体で飲む時と食事と合わせた時の違いも実際に体験できました。

日本と東南アジアが同時に「乾杯!」
この日のハイライトは、国境を越えた一斉乾杯「Global Kanpai」です。
会場のスクリーンには日本の酒蔵関係者をはじめ、MAiSEN Japan、IPPUDO Thailand、IPPUDO Indonesiaなど、各地からオンラインで参加する人々の姿が映し出されました。
マレーシア時間の午後7時頃に、勘八会場の参加者も酒器を手に、画面の向こうの人たちと一緒に「乾杯!」をしました。
日本、マレーシア、タイ、インドネシア。それぞれ違う場所にいながら、同じ瞬間を共有する光景は、まさに今回のテーマを象徴するひとときでした。

勘八が選ぶ日本酒、その背景
勘八では、伝統的な酒造りを大切にする日本の独立系酒蔵と関係を築き、その魅力をマレーシアに紹介しています。
単に人気の日本酒を仕入れるのではなく、酒蔵や日本酒の専門家の意見を聞き、実際に日本を訪れ、現場で試飲や見学をして選定しています。
勘八 Plaza33のマネージャー、Donald Lim氏も、日本酒について「人とのつながり、伝統、そして時間を共有すること」を大切にしているとコメントしています。
今回紹介された中には、勘八でのみ取り扱われているものもあります。さらに今年は、北海道の日本清酒や青森の八戸酒類から、新たな日本酒も紹介していく予定です。
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一杯から広がる、新しい楽しみ方
今回のイベントを通して感じたのは、日本酒は「何を選ぶか」だけでなく、「どの温度で、どの料理と合わせるか」によっても印象が変わるということです。
日本から遠く離れたクアラルンプールでも、日本各地の酒蔵の背景を知り、「乾杯」という文化に触れられ、興味深い時間となりました。
次に日本酒を注文する時は、いつもとは少し視点を変えて、温度や料理との組み合わせにも注目してみてはいかがでしょうか。
一杯をきっかけに、これまで知らなかった日本酒の楽しみ方に出会えるかもしれません。

店舗情報|勘八 Plaza33店
店名
勘八 Plaza33店
住所
1st Floor, Plaza @ Jaya 33, 1, Jalan Kemajuan, Section 13, 46000 Petaling Jaya, Selangor
電話番号






