ジョホール州で、日本脳炎患者1人を発見-2020/07/01
2020.07.01 政治・社会ジョホール州保健局は6月29日、ポンティアン郡でバングラデシュ人男性1人が日本脳炎に感染していたことを発表した。
同局によると、この男性は5月21日に発熱と発疹が認められたため医療機関で検査したところ、髄膜炎と診断を受けた。6月3日までには回復したため、退院したという。
しかし、同局が公衆衛生研究所からの報告書を確認すると日本脳炎だったことがわかった。このため、同局は男性が働いている建設現場やその周辺の住宅などで390人を動員して住民らの症状の有無の確認を続けている。
日本脳炎は蚊を媒介して感染する。同局は住民らに夜の外出は控え、出る場合は防虫剤を使用したり、肌の露出をしないよう求めている。なお、日本脳炎の感染はペナン州でも6月に発生している。