RCEP、マレーシアに対しても発効-2022/03/20
2022.03.20 政治・社会地域的な包括的経済連携(RCEP)協定について、3月18日付でマレーシアに対して発効した。
これにより、発効したのは、日本の他、ブルネイ、カンボジア、ラオス、シンガポール、タイ、ベトナム、中国、韓国、オーストラリア及びニュージーランドの12カ国となる。なお、同日現在のRCEP協定未発効国は、インドネシア、ミャンマー、フィリピンの3カ国となっている。
アズミン・アリ国際貿易産業相はツィッターを通じ、RCEPによるメリットを記している。それによると、「23億人規模市場へのアクセス、90%に及ぶ品目の関税撤廃、輸出競争力の向上」など挙げている。
マレーシアは今年1月17日、RCEP協定の批准書を寄託者のASEAN事務局長に託した。これにより、60日後に当たる3月18日に協定が発効の運びとなった。