サバ州 2021年の失業率9%を記録-2022/03/25
2022.03.25 経済・現地企業サバ州政府は、2021年の失業者数が18万4200人で失業率が9%に達したと3月23日に発表した。新型コロナウイルスのパンデミックが始まった2020年は8%を記録したが、それをさらに上回る数字となった。2019年の失業率は5.8%だった。
州議会で発表した同州のヤクブ・カン科学技術・イノベーション相は「憂慮すべき事態」と語った。政府系就職ポータル「MyFutureJobs」ではサバ州から11万人超の就職希望者が登録しているが、同州とラブアン島での求人件数は約4万3000件にとどまっている。同相によると、2021年から2022年2月までの間に就職できた人は8684人だった。
政府は障がい者も含む就職プログラムも展開しており、3月末までにはさらに約9500人が就職先を見つけられるとの見通しを示した。