【新着】ムヒディン氏　首相返り咲きを画策か

サバ州の地域政党の遺産党のシャフィー・アクダル党首はこのほど、ムヒディン前首相が首相返り咲きを狙っていることを明らかにした。 2カ月前に支援を得るために電話を掛けてきたと政治集会で述べた。
同党首によると、前首相は下院議員119人（定数222人）の支持の同意を得ていると主張。 同党首はこの後に人民正義党（PKR）のアンワル・イブラヒム総裁と話し合った際に同総裁を支持することに同意したとしている。
ただ、同党首はムヒディン氏を首相として支持しない方針で突き返したという。
同党首は集会で、ムヒディン氏の統一党のズライダ・プランテーション商品相が離党することを表明したことについても言及し、「これはマレーシアで連立政権がうまく機能せずにいがみ合う結果になっていることを明確に示している」とも批判。 統一党は統一していないとも皮肉った。
また、現在の連立政権では「皆、過去に互いに争って、現在は一緒に政権に座っている。このような連合をどうやって信用するのか」とも現政権を批判した。