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トゥンク・ザフルル通産相は7月14日、「デジタル・ノマド・プロフェッショナル・ビジット・パス」について製造業にも拡大すると述べた。
これは同日にアンワル・イブラヒム首相が言及したことを受けての発言。
同相によると、より高度なスキルや専門的な産業の人材不足に対応するため、電気・電子(E&E)集積回路設計者などの資格のある専門家に対して最長2年間の滞在を認める。
このパスは昨年に導入され、IT・デジタル関連のフリーランスや個人事業主を中心に最長2年まで滞在が認められている。
一方、首相も言及した「戦略的投資家パス(SIP)」についても積極的に今後発給していきたい旨を通産相は示した。
通産省では現在、「新産業マスタープラン2030」を策定中で、マレーシアの製造業の中核を変革し、アジア地域の中でコスト効果の高いゲートウェイに位置づけるものと説明。
製造業を中心にさらなる投資を促進させるため、投資促進機関の合理化を行うことも改めて述べた。
SIPについてはこの一環で、投資開発庁(MIDA)が承認した投資家に対して最低5年間の滞在を認め、さらにその後5年間も更新を可能にすると述べた。