増水の危険地域　全国に93か所

地方自治体・開発省のアクマル・ナサルラ副大臣は7月8日、増水の危険性のあるレクリエーションエリアが全国で93か所に達することを明らかにした。

海岸沿いだけでなく、滝や河川周辺も含めた数字。

この数字は2019年から今年にかけて増水が発生した箇所で同省では要注意の地区としている。

今後、事故のリスクを軽減するため、意識向上プログラムを行うとしている。

トレンガヌ州クママン郡のジュラム・マワール滝では7月2日、ピクニックに来ていた家族ら10人が増水の被害に巻き込まれた。

このうち9日までに9人の遺体が見つかっている。

1人はまだ行方不明のままだ。

付近一帯は豪雨により川の水位が5メートル以上上昇し、滝の水量も激増して事故が発生した。