サラワク州の新航空会社　来年初めまでに運航へ

サラワク州のアブドゥル・カリム観光・クリエイティブ産業・芸術相は8月3日、同州の新航空会社が年内または来年初めにも運航を開始すると述べた。

東南アジア地域の各都市と直行便を結ぶ予定だ。

同相はASEAN国際映画祭（AIFFA）で挨拶し、「次回のAIFFAでは各国からクアラルンプールで乗り継ぐのではなく、直接クチンに来ることができるだろう」と語った。

同州政府はマレーシア航空の子会社MASWingsを買収する計画をしており、協議が進んでいる。

同州政府は先に連邦政府とサバ州とサラワク州での地方航空サービスに関する覚書を締結。

サラワク州がMASWingsを買い取った後も連邦政府は同社に年間の補助金として2億1000万リンギを引き続きサポートする内容などが盛り込まれた。

新しい航空会社は同州内やサバ州、マレー半島への路線だけではなく、フィリピンやタイ南部、インドネシアへの路線も就航させたい方針。

また、巡礼向けにサウジアラビアへの直行便も飛ばす計画だ。