37歳の男をストーカ容疑で起訴へ　刑法改正後初めて

スランゴール州プタリン・ジャヤ郡警察は8月9日、有名女性写真家に対するストーカー行為容疑で37歳の男を10日にも起訴することを明らかにした。

ストーカーの項目が盛り込まれた改正された刑法で初の起訴となる。

写真家のアカシア・ダイアナさんは2016年から約8年にわたってこの男からストーカー行為を受けている。

彼女が旅行写真などを掲載したブログを開設してからこの男からコメントが寄せられ、2017年には友人とレストランで食事をしていると近づいてきて話しかけてきた。

その後もインスタグラムのメッセージで自慰行為をしている映像なども送られてきたという。

また、昨年には彼女の英国留学中に実家にまで男がやってきて父親に対して「娘さんと友達になりたい」と言ってきたうえ、昨年12月には英国にまでやってきて彼女が受講していたクラスにも男が登録。

尾行もされたため、彼女は英国の警察に通報。男は同国で逮捕されたが、起訴前にマレーシアに逃亡した。

今年4月から陰部の写真を送りつけるなどの行為が続き、女性は警察に相談。

警察は深刻なストーカー行為と判断して起訴することを決めた。