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日本の経済産業省と独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、9月27日、日本で排出される二酸化炭素(CO2)をマレーシアに輸送して地下に貯留する「CCS」実施を目指し、マレーシアの国営石油会社ペトロナスと覚書を結んだ。日本のCO2海外貯留としては初の試み。2028年の実施を目指す。
日経アジアなどが伝えたところによると、資源エネルギー庁の佐伯徳彦CCS政策室長は、同様の協議がいずれアジアのほかの国でも行われる可能性があり、輸送するCO2量の数値目標は設定していないと言明。同庁は今年3月、CCSの長期ロードマップ検討会の最終とりまとめを発表しており、2030年までに年間600万から1,200万トンずつCO2貯蔵能力を増強していく必要があるとしている。