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次期国王となるジョホール州のスルタン・イブラヒムは、クアラルンプール~シンガポールの高速鉄道(HSR)計画を復活させたいとの意欲を示した。シンガポールの『ストレーツ・タイムズ』(12月10日付)紙のインタビューで述べた。
スルタンはアンワル政権は計画の復活に前向きであるものの、政府は1000億リンギ以上は出さないとしていることを指摘。そのため、HSRの所有権を取得する前に、政府が30年間のリースで路線を運営する請負業者に費用を支払う「プライベート・ファイナンス・イニシアチブ」(PFI)を通じて資金を調達することができるだろうと説明した。
計画が一度中止になって復活させているため、当初の720億リンギより多くなっているとも指摘。中国の不動産開発大手の碧桂園が開発し、まだ完成していない「フォレスト・シティー」も通過できるように調整するべきだとも語った。
アンワル首相は今年8月に復活内容をシンガポール政府に提出する意向を示したが、11月にアンソニー・ローク運輸相は「新しいモデルを検討している」として進んでいない。