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ECRLのレール敷設式典 国王が臨席

ECRLのレール敷設式典 国王が臨席

2023.12.12 政治・社会

アブドゥラ国王は12月11日、パハン州クアンタン市北部のグベン地区で東海岸レールリンク(ECRL)のレール敷設式典に臨席した。

今回の敷設は同地区のクアンタン・ポート・シティ(KPC)駅からトレンガヌ州ドゥングンまでの94キロのレール。完成までには3~4か月かかる見込み。工事はCPGー500A軌道敷設機械と長さ500mの長大溶接レールを使って進め、1日あたり1.5~2.5キロのペースで敷設するという。

その後はドゥングンからコタバルに北上し、またテメルロー駅からスランゴール州クラン港の区間のレールを敷く。
敷設式にはアンソニー・ロック運輸相や中国の欧陽佑金駐マレーシア大使らも参加した。ECRLプロジェクトは主に中国交通建設有限公司(CCCC)が取り仕切っている。

ECRLはクランタン州コタバルからクラン港までの全長665キロ。2027年1月には運行を開始する予定。
 
アンソニー運輸相によると、工事全体の進捗は56%が完了。労働者2万3000人を使い、建設現場1900か所で作業を行っている。また、トンネルを26か所に作り、うちグンティン・ツイン・トンネルは全長16.4キロの長いトンネル。来年半ばには完成するという。

ECRLの工事にはマレーシア企業2800社が関わっている。

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