ペナンの病院　短パンを穿いた男性の入館を拒否

ペナン州スブランプライ市の国立病院で12月11日、短パンを穿いた高齢の男性（72）が入館を拒否された。14日付『フリー・マレーシア・トゥデイ』が報じた。
 

男性は親類を見舞いに来たが、入館時に警備員に止められ、説明を求めると服装規定の図を見せられたという。男性は納得がいかずに抗議をし、病院側は「今回だけ」ということで入館を認めたが、男性は「今回だけではなく、永遠にしろ」と迫ったという。

病院側は「国是のルクヌガラによる規定に沿っている」と説明したが、男性は納得がいかなかったらしい。結局は見舞いに行くことはできずに帰宅したようだ。

一方、スランゴール州クアラ・スランゴール郡庁舎でも膝より上のサロンを穿いた男性が入館しようとしたため、入館を断られて、その場で長いサロンを穿いて入館するケースがあった。

病院も含む政府関連機関では、男性でも短パンやTシャツなど極端に肌を露出する服装の入館は禁じられている。これまでも同様のケースが各地で発生している。