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入国管理局によると、クアラルンプール国際空港(KLIA)のターミナル内で、入管の職員を装った詐欺師が無警戒な旅行者から金銭を巻き上げているとされる疑惑について調査を開始した。ルスリン・ジュソ入国管理局長は、「こうした事例が入管のイメージを損なう重大な問題だ」と指摘、首謀者を特定するための調査を指示したと述べている。
一方、KLIAの入管は、これらの事例に関して警察に報告、偽の入管職員が旅行者から金銭を要求している疑惑について当局による調査を促している。
空港管理会社であるマレーシア空港ホールディングス(MAHB)は、入国管理官を装った人物が旅行者を恐喝している様子を捉えた現場をビデオで撮影したと発表。これを受け、事例を警察に告発し、徹底的な調査と適切な対応を求めている。MAHBは、旅行者や一般市民は、こうした事態に遭遇した場合、直ちに警察や空港職員に報告するよう強く呼びかけている。こうした違法行為は公然と行われることが少なく、当局が効果的に対処することが困難なため、被害を受けたり、声をかけられた場合には積極的に通報することが求められる。