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マレーシアと中国の外交関係樹立50周年を記念する式典がマラッカ州で開催されることになったことを受け、地元の華人系組織は式典行事への貢献を望んでいるという。
華人系とマレー系の混血である「プラナカン」の末裔で組織されるマレーシア・ババ・ニョニャ協会のロナルド・ガン会長は、「中国大陸との歴史的なつながりが州の観光業にとって機会を提供する可能性がある」と期待感を示す。
プラナカン華僑コミュニティは14世紀にこの州に早くも定住、土着民として認識されている。そして英国統治時代にも多くの土地がプラナカン華僑が所有していた歴史がある。
同会長は「私たちが持つ遺産を文化的な観光資源として生かすよう促進し、新世代の華人系住民がコミュニティが持つ文化を発見する手助けもできる」と述べている。
マレーシアは1974年5月31日に中国と正式に外交関係を樹立し、友好の手を差し伸べた最初のASEANの国家となった。
アブ・ラウフ・ユソフ州首相によると、「マラッカ州は600年以上前からの中国大陸との長い歴史的関係により、中国人観光客によく知られている。祝賀会を開催するのに最適なエリア」と強調している。