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マレーシア国民、500万人に糖尿のリスク=保健相副大臣

マレーシア国民、500万人に糖尿のリスク=保健相副大臣

2024.04.25 政治・社会

保健省のルカニスマン・アワン・サウニ副大臣によると、マレーシア人のうちおよそ500万人が糖尿病の「予備軍」または糖尿病のリスクにあるという。これは、同副大臣がタイプ2糖尿病の発症を防ぐ目的で行われている「プレ糖尿病スクリーニング・診断・管理推進キャンペーン」開始の際、記者団に語ったもの。

糖尿病患者は症状が現れないことが多く、多くの人が自分が糖尿病であることを認識しておらず、早期の検査も受けていない可能性がある。スクリーニング検査を通じ糖尿病患者の削減を狙っているが、市民5,000人を対象にした意識調査では、76%が「検査を受けたことがない」と回答するなど前途は厳しい。

同副大臣はさらに、糖尿病の治療費が総治療費の約50%を占め、保健省の年間予算から約40億リンギを拠出していると述べている。

マレーシアの食事には、糖分、炭水化物が豊富な食品が多く含まれる。例えば、白米、ヌードル、ロティ、砂糖を多用したスイーツなどが消費されており、これが糖尿病の発症率の高さにつながっている可能性がある。
 

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