ペナンで倒木、中国人の親子が死亡

マレーシア西部の沿岸で強風と大雨の被害が出ている中、ペナンのジョージタウンで9月18日、中国人観光客2人が倒木により死亡するという痛ましい事故が起きた。

現地の警察によると、18日午後、ペナン市内の観光地のひとつ、プラナカンマンション（博物館）の敷地内にある古木が倒れた。これが中国人観光客2人が敷地内に停めていた車に乗り込んだ直後、強風により倒れた木と建物の破片が車を押し潰したという。

なお当局はすでに死亡した2人の中国人観光客の身元を確認しており、69歳の男性、および36歳の実娘だったという。親子は19日にタンジュン・ブンガのホテルをチェックアウトする予定であったこともわかっている。

ペナン病院の法医学部門で行われた検死の結果、2人は倒木により車両に閉じ込められたために外傷性窒息で死亡したことが明らかになった。警察は、中国大使館および被害者の家族にこの不幸な事故について通知した。