マハティール氏 首相の信任投票の時期ではない-2021/08/26
2021.08.26 政治・社会マハティール元首相は8月25日、イスマイル・サブル首相に対する信任投票動議を下院で提出するのは「適切な時期ではない」との見方を示した。
元首相は「下院で信任投票が反対多数となったとしても、多くの国民は首相をまた代えるのを望んでいるとは思わない」と述べた。「仮にまた政権が変わったとすると、世界の笑いの種になる」とも語り、しばらくは静観するもようだ。
また、閣僚について「知識、経験、能力のある人を選ぶべきだ」と述べ、閣僚人数は「少なくていい」とも注文。ムヒディン政権の閣僚については「まったく働かずに給与だけ持っていった」と批判したうえ、「同じようなことが起こらなければいいが」とも期待を示した。