洪水被災者の陽性者 400人を突破-2021/12/27
2021.12.27 政治・社会カイリ・ジャマルディン保健相は12月25日、洪水被災者のなかで新型コロナウイルスの感染者が405人に達していることを発表した。
ほとんどが無症状または軽症者で、中症者であるカテゴリー3となった感染者は1人のみだという。
最も多いのがスランゴール州の285人で、パハン州の103人、クランタン州11人などとなった。ほとんどが自宅または隔離施設に滞在しているという。
依然として水が引いていない地域もあり、被災者の多くが避難施設に収容されている。施設では「フィジカル・ディスタンシング」の確保が難しいところがあることを同相は理解を示したものの、標準運用手順(SOP)を順守するよう求めた。
また、被災者に対しては集団検査は行わず、新型コロナウイルスの症状が出ている人を重点的に検査する方針も示した。