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セランゴール州政府は、州内の全ての新築建物に自動体外式除細動器(AED)の設置を義務付ける方針を示した。
これは、緊急時の対応力を高める施策の一環である。
州公衆衛生・環境委員会のジャマリア・ジャマルディン委員長は、現在ガイドラインの最終調整を進めており、地方自治体からの意見を反映させ、効果的な施行を目指すと説明した。
ペナン州の先行事例も参考にしているという。
ジャマリア氏は、「これらのAEDは交通量の多い場所で特に重要だ」と強調。
心停止は依然として主要な死因であり、スポーツ施設やショッピングモールなど人が多く集まる場所ではAEDの設置が不可欠だと述べた。
セランゴール州では今年初めから、政府庁舎や地方自治体事務所、州有企業にAEDを設置しており、今後は公園や礼拝所など公共の場にも設置を拡大する計画である。
また、保健省と教育省に対し、学校での定期的な心肺蘇生法(CPR)訓練導入を提案した。