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国家AI行動計画が最終調整段階へ、責任性と透明性を重視

国家AI行動計画が最終調整段階へ、責任性と透明性を重視

2025.08.21 政治・社会

マレーシア政府は8月20日、国家AI行動計画が最終調整段階に入ったと発表した。
計画は人工知能の利用拡大に対応し、責任性と透明性を確保しながら産業と社会への実装を進めることを目的としている。

政府は「設計段階からのプライバシーとセキュリティの確保」「エラー防止のための人間による監視」「予測不能な挙動への対応策としてのキルスイッチ導入」など三つの基本原則を示した。
これにより、急速な技術革新の中で信頼性と安全性を両立させる狙いがある。

計画ではAIを製造業や行政サービス、医療分野に導入し、経済競争力の強化と国民生活の質向上を同時に目指すとされる。
関係者は「マレーシアがASEANにおけるAI政策のリーダーシップを取る可能性がある」と期待を示した。

今後は産業界や市民社会との協議を経て年内にも最終版が策定される予定であり、AI活用をめぐる制度整備に大きな注目が集まっている。


 

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