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ペナンで開かれていたASEAN国防相会合(ADMM)リトリートは、マレーシアが提案した5つの重要課題を11月の本会議で正式に協議することを決定した。
これを受け、モハメド・カレド・ノルディン国防相は、「ADMMはすべての提案を受け入れた」と発表した。
マレーシアが提示した課題には、人工知能(AI)とサイバーセキュリティ防衛、海洋安全保障、人道支援・災害管理などが含まれる。
カレド国防相は、このリトリートが各国の意見交換の場として機能し、11月の本会議での議論の基盤となることを強調した。
特にAIの潜在的なリスクに対し、ASEANが責任を持って対応する必要があると指摘し、ADMMがAIに関する決議を採択することが、地域のサイバーセキュリティ強化に不可欠であると述べた。
また、新たな安全保障上の脅威に対処するため、ASEANと国際社会との連携強化の重要性も議論された。
さらに、ASEANの結束と地域協力の強化が今後の安全保障課題への対応に不可欠であるとの認識を共有し、伝統的・非伝統的な安全保障上の課題に対する防衛協力の可能性を探る必要があるとした。
今後、ADMMおよび拡大版のADMMプラスに関するワークショップの開催も計画されている。