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マレーシア・サバ州の コタキナバル空港では、11月3日夜に多くのフライトが予定時刻より3時間以上遅延する事態となっており、原因としてフィリピンを通過中の 台風ティノ(台風25号「カルマエギ」)が地域の天候に影響を及ぼしている可能性が指摘されている。
同空港からクアラルンプールなどに向かう複数の便では、出発予定時刻が7時45分の便が約3時間19分遅れ、9時20分の便は約3時間40分遅れるなど、顕著な遅延が確認された。
逆方向のクアラルンプール発コタキナバル着便でも3時間49分、3時間59分の遅延が報告されており、国内線でも、スンダカンやタワウ間などサバ州内の一部路線を除き、広範囲で影響が出ている。
空港側を運営する Malaysia Airports Holdings Berhad(MAHB)の関係者は「状況を把握し運航を監視中。現在は全体として“問題なし”だが、影響が出ているのは確か」とコメントしており、台風による直接的な影響は確認できていないものの、航空機の運用順序やスケジュールの乱れを通じて波及効果が出ていると見られている。
当該地域を含むボルネオ島付近でも、台風ティノの影響により強風・豪雨の可能性が指摘されており、今後も天候および航空運航への注意が呼びかけられている。