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第47回ASEAN首脳会議出席のためにマレーシアを訪れたドナルド・トランプ米大統領の到着は、外交的な注目だけでなく、航空ファンの心も熱くした。
27日朝、象徴的な青と白の機体「エアフォース・ワン」がセパンの空に姿を現すと、滑走路周辺には大勢の“プレーンスポッター”が集結。強い日差しの下、カメラを構えた彼らはこの「10年に一度の瞬間」を逃すまいと夢中でシャッターを切った。
22歳の学生Zさんは、「とても貴重な光景です。アメリカ大統領がマレーシアに降り立つのは史上3人目」と語り、午前6時半から友人と待機していたという。「エアフォース・ワンなんて、そうそう見られるものではありません。まさに“動く歴史”です」と興奮を隠さなかった。
ブンガ・ラヤ・コンプレックス(Bunga Raya Complex)近くのフェンス沿いには、三脚や高倍率レンズを構えた数十人の航空ファンが夜明け前から待機。SNSに投稿するため、完璧な一枚を狙っていた。
トランプ大統領を乗せたエアフォース・ワンの離着陸は、政治を超えて航空文化そのものを祝う出来事となった。ファンたちは「これは単なる政治イベントではなく、航空史の一幕だ」と口を揃えた。