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マレーシア空軍のF/A-18D戦闘機が21日午後9時05分、パハン州クアンタンのスルタン・アハマド・シャー空港で離陸直後に墜落し炎上した。
機体は離陸直後から異常をきたし、滑走路付近で火を噴きながら墜落したとされる。
現場を撮影した映像には、黒煙を上げて炎に包まれる機体の様子が捉えられており、目撃者からは「まるでミサイルが命中したようだった」との証言も寄せられた。
機体にはパイロットと副操縦士の2名が搭乗していたが、両名とも射出座席により脱出し命を取り留めた。
救助後、2名はテンク・アンプアン・アフザン病院に搬送され、治療を受けている。
病院関係者によると容体は安定していると伝えられている。
民間人や空港利用者に被害は確認されていない。
事故原因については現在、マレーシア空軍が調査を進めている。
F/A-18Dは米国製の多用途戦闘機で、マレーシア空軍の主力機として長年運用されている。
近年は機体の老朽化が指摘されており、整備体制や運用の在り方が改めて問われる可能性がある。
軍関係者は「詳細な調査を経て原因を究明する」としており、調査結果と再発防止策に注目が集まっている。