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マレーシア航空を傘下に持つマレーシア・アビエーション・グループ(MAG)は、現役パイロット約1,260人を対象に実施した薬物検査について、全員が陰性だったと発表した。7月に同社の副操縦士がインドネシアで薬物所持の疑いにより拘束されたことを受け、航空安全対策の一環として実施したものだ。
今回の検査は、8月15日までに対象となる全パイロットの検査を完了。陽性反応は確認されなかった。MAGは今後、対象を約2,840人の客室乗務員に拡大し、8月18日から検査を開始、9月3日までの完了を目指す。
傘下の格安航空会社Fireflyでも検査が進んでおり、8月15日時点で158人のパイロットと163人の客室乗務員のうち半数以上が検査を受け、これまでのところ全員が陰性だった。Fireflyについては8月25日までの検査完了を予定している。
今回の一連の検査は、7月28日に39歳のマレーシア航空副操縦士がジャカルタで拘束された事件を受けたもの。インドネシア当局は同副操縦士の荷物から約25キロのMDMAを発見したとされる。MAGによると、本人は当時非番で、操縦室のジャンプシートにオブザーバーとして搭乗しており、当該便は資格を持つ2人のパイロットが正常に運航していた。
航空安全当局は事件を受け、マレーシア国内の航空会社に対して、現役パイロットと客室乗務員全員を30日以内に検査するよう求めている。MAGも今後、無作為検査を継続し、安全基準の徹底を図る方針だ。