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マレーシア政府は7月1日から、MyKad保有者を対象とした軽油補助制度「BUDI Diesel」を開始する。これにより、対象となる個人所有のディーゼル車オーナーは、軽油を1リットルあたり2.10リンギットで購入できるようになる。現在の市場価格である3.97リンギットから大幅に引き下げられる。
マレーシア財務省によると、この制度により、西マレーシアでは約40万人、サバ州、サラワク州およびラブアン連邦直轄領では約30万人のマレーシア国民の個人ディーゼル車所有者が恩恵を受ける見込みだ。
また、サバ州、サラワク州、ラブアンでは約7万台の商用車・貨物輸送車も、「補助軽油管理システム(SKDS)」の対象となり、軽油を1リットルあたり2.15リンギットで購入できるようになる。
補助価格で軽油を購入する際には、本人確認のためマレーシア国民IDカード(MyKad)の提示が必要となる。財務省によると、6月27日から実施している試験運用では、補助金受給者や石油会社から大きなトラブルは報告されていないという。
さらに、対象となるディーゼル仕様のピックアップトラックやSUVの所有者は、所定の条件を満たせば、公式のBUDI Madaniポータルを通じて月100リットルの追加割当を申請することも可能だ。
財務省はまた、実際の利用者と車両登録名義人が異なるケースがあることを踏まえ、新たな仕組みも導入した。制度の対象者は、配偶者、親、子ども、兄弟姉妹のいずれか1人に対し、補助軽油の購入資格を一度だけ譲渡することができる。承認後は、譲渡を受けた家族が自身のMyKadを使用して補助価格で軽油を購入できる一方、元の受給者の利用枠は差し引かれる。
さらに政府は、ディーゼル車の名義変更を促進するため、7月1日から3か月間、自動車所有権の名義変更手数料(通常最大100リンギット)を免除する措置も実施する。
手続きを円滑に進めるため、道路交通局(JPJ)は7月4日から7月26日までの期間、全国の州JPJ事務所および州内のUTC内JPJ窓口において、毎週末の午前8時から午後5時まで特別窓口を開設する。
対象となるマレーシア国民は、BUDI Madani公式ポータルで補助対象資格や毎月の割当量などを確認できる。