ホームマレーシアニュース来年から「清潔なトイレ基準」満たす店舗のみ営業許可の対象に
来年から「清潔なトイレ基準」満たす店舗のみ営業許可の対象に

来年から「清潔なトイレ基準」満たす店舗のみ営業許可の対象に

2025.11.20 政治・社会

マレーシア政府は、2026年から段階的に、トイレがきれいで最低限の衛生基準を満たす事業所だけが地方自治体による営業許可を受けることができる新ガイドラインを発表した。

住宅・地方政府相のチャウ・コル氏によれば、この取り組みは、公衆トイレの「BMW(Clean・Attractive・Fragrant=清潔・魅力的・香り高く)」基準を全国的な規範とするためのもので、「トイレ環境の改善を通じて公共サービスの質と利用者体験を向上させる」ことを目的としている。

実施は段階的に進められ、市域を管轄する市議会地区では2026年から、郡域では2027年から、地区議会管轄では2028年から適用を開始する予定だ。さらに、飲食店や小売店、公共施設においては男性用1基・女性用2基の「最小トイレ設備比率」も新たに設定された。

今回の方針に合わせて、政府は2024年から3年間で全国の公衆トイレ整備・改修に向けてRM1.8 億の予算を計上しており、衛生環境の高まりを通じて観光促進キャンペーン「Visit Malaysia Year 2026」への対応力も強化する構えだ。

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