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マレーシアの不動産市場で、中国人購入者からの関心が高まっている。不動産関連会社ジュワイIQIによると、中国からの不動産購入問い合わせに占めるマレーシアの割合は今年上半期に7.3%となり、過去10年間で最高水準を記録した。マレーシアは中国人の不動産購入先として世界4位に浮上し、2025年の6位から順位を上げている。
同社によると、これまで中国人の購入者は海外投資を目的とするケースが中心だったが、最近はマレーシアに実際に居住することを目的とした駐在員や家族の購入が増えている。背景には、教育や生活環境への関心の高まりがあるという。特に国際学校が多いモントキアラやデサ・パークシティ、ペナンなどが注目されている。
不動産市場でも高額物件への需要が伸びている。国家不動産情報センターのデータによると、今年第1四半期には100万リンギ以上の住宅の取引件数が前年から1.8%増加。全住宅取引に占める割合も9.2%となり、2024年の7.9%、2025年の8.3%から上昇した。
2025年上半期には、中国人による住宅不動産への投資額は8億3,500万リンギに達し、外国人による不動産投資全体の約51%を占めた。単純に年間換算すると16億リンギを超える規模となる。
さらに、外国人向けの長期滞在型ビザ、マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)も中国人の関心を後押ししており、申請者の半数以上を中国人が占めるという。教育、生活環境、長期滞在の選択肢として、マレーシアを選ぶ中国人家族は今後も増える可能性がありそうだ。