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KLIAで違法客引き取り締まり強化 573件の逮捕

KLIAで違法客引き取り締まり強化 573件の逮捕

2026.01.23 政治・社会

マレーシア道路交通局(JPJ)は、クアラルンプール国際空港(KLIA)の到着ホールで横行する違法な客引きや無許可レンタカー勧誘に対する取り締まりを強化していると発表した。2023年から2025年にかけて、同局が主導する取り締まりで573人の容疑者が逮捕され、累計で200万リンギット(約7,800万円)以上の罰金が徴収されたという結果が報告された。

違法客引き行為とは、到着ロビーなどで公式のタクシーや正規の配車サービス以外の手段を使い、乗客に接近して高額な運賃やサービス料を要求する行為を指す。JPJの幹部は、これらの違法行為が観光客をはじめとする一般市民に被害を及ぼすだけでなく、観光業や公共交通サービス全体の信頼を損なう可能性があるとして強い警戒感を示している。

この違法サービスの典型例としては、KLIA到着後に「非公式のレンタカー」や「定額外の送迎サービス」を提示し、クアラルンプール中心部まで通常より高めの料金を請求するケースが挙げられる。公式なタクシーや認可リムジンサービスの料金がおおむね65~80リンギットであるのに対し、不正な勧誘では割高な請求が横行するという。

JPJは取り締まりを「Ops Ulat(取締作戦)」と命名し、今後も継続して厳格な対応を行う方針だ。特に繰り返し違法行為を行う者については、初回逮捕後に続けて摘発された場合、車両の没収措置や法的制裁を強化し、罰金に加えて刑事訴追も視野に入れるとしている。

当局はまた、観光客や空港利用者に対し、公式のサービスカウンターや認可された配車アプリを利用するよう強く呼びかけている。正規のサービスを利用することで、安全性・信頼性が確保されるだけでなく、違法行為によるトラブルの未然防止や、観光地としてのマレーシアの国際的な評価保持にもつながるとしている。

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