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マレーシアの科学技術・イノベーション省(MOSTI)のチャン・リーカン大臣は14日、ドローン技術を活用した教育プログラムが、同国のSTEM(科学・技術・工学・数学)教育の普及拡大に大きく貢献する可能性があるとの見解を示した。
チャン大臣は、ドローンを活用した授業は従来の学習方法に比べてより実践的で魅力的であり、生徒たちが科学技術分野に興味を持つきっかけになると指摘した。特に、実際に機体を操作しながら学ぶ体験型の学習は、STEM科目への理解を深めるだけでなく、将来的な技術人材の育成にもつながるとしている。
マレーシア政府は近年、ハイテク産業やデジタル経済の発展を支える人材確保を重要課題に位置付けており、STEM教育の強化を国家戦略として推進している。チャン大臣は、STEM教育は単に科学者や技術者を育てるためだけでなく、AI、グリーンテクノロジー、デジタルイノベーションを牽引できる次世代人材を育成する基盤であると強調した。
また、ドローン産業は農業、物流、測量、インフラ点検、防災など幅広い分野で活用が進んでおり、教育段階から関連技術に触れることは、将来の産業ニーズに対応できる人材育成にも寄与すると期待されている。マレーシアでは以前からドローン技術を学校教育に取り入れる構想が進められており、政府と教育機関、民間企業が連携して普及を図っている。
政府は今後も、実践的な科学教育プログラムの導入を通じて若年層のSTEM分野への関心を高め、技術立国としての競争力向上を目指す方針だ。